能天気ときどき葛藤

お客様からわんこの写真を
もらってはデスクの上に
並べています





当たり前だけど、
ペットの郷にくるわんニャンたちは
みんな目を閉じて、永遠の眠りについた
子です。

だから、元気な頃の
写真を見せてもらうと、
つい、オドオドしながらも
「そ・そ・その写真いただけませんか？」と
言ってしまいます。

だって、みんなオメメぱっちりで楽しかった
頃だって当然あったわけでしょ。

だけど、自分の仕事は、楽しかった
わんニャンと家族の別れを見つめることなんだよね

ずっと一緒にいられるわけじゃないってことは
家族の方も十分分かってるんだよね。

だけど、すぐには頭と心が一致しないのよ。

そんな悲しみの場に毎日立ち会うことって、
やっぱり、辛いなぁ～と思うことも
あるんだよね

わんニャンたちにもどう思われてるんのかなぁ～って…

だから、おめめパッチリの
元気だったころのみんなの笑顔の写真を
もらって毎日見ながら、この仕事の
意味や自分の役割を考えるんだ。

ペットショップから子犬や子猫を連れて帰る時…、
トリマーさんでキレイにしてもらったわんこを
見た時…。

みんな笑顔でしょ。

でも、ここは違うから…。


自分で始めたことなんだし、
今更何言ってんだって感じだけど、

そーゆー葛藤もあるってことです。
（時々ねっ）


あれっ？
ちょっと今日は朝からテンション低くねぇー。

ダメダメそんなんじゃ。

いつも明るく能天気！　がモットーなんだからさっ。

ごめんね、ごめんねぇ～。
（Ｕ字工事風に…）


（注）紹介した写真の中には、先代犬亡き後、
　　　新しく家族に迎えた子の写真を、
　　　飼い主さんがわざわざ持ってきてくれた子も写ってます。