PAUL MACHIDAの気ままな弾き語り

音楽、サッカー、海外旅行、そして Hey Jude

娘が先生!

2013-01-21 | 音楽
この10年間、僕は店で「ピアノの弾き語り」という仕事をしているのですが、
実際のところ過去に、歌にしても、ピアノに関しても、習うことも、レッスンを受けた経験もありません。
当然ながら、楽譜も読めない始末で、世間一般の方々が流暢に奏でる滑らかな指使いも持ち合わせていません。
それでもやっていられる唯一の理由を挙げるとすれば・・・・
お客さんの青春時代の想い出のナンバーを再現できる、ということでしょうか?
僕の演奏するビートルズを始まりとして、80年代までのポップスというのは、
多くの人が最も耳にしているにも関わらず、案外演奏する人がいないのが現状ですね。

自分が中学時代から聴いていた好きな曲ばかりを演るのですが、
大方の曲はコードを押さえる伴奏中心で、その曲を決定付けるリフやソロが欠かせないものもあります。

ビリー・ジョエルは、ビートルズに次ぐ大好きなミュージシャンです。
彼のピアノ・テクニックはハンパなく、こんな僕にはとても真似できるものではありません!
『Scenes From An Italian Restaurant(イタリアン・レストランで)』が僕の一番のお気に入りなのですが、
真ん中あたりのニュー・オーリンズ・ジャズ・テイストのブリッジ・パートが、
どうしても僕の凝り固まった指では再現できないので、長年あきらめていました。
ですが、ピアノ・レッスンを6年受けている娘にトライさせてみたところ、
ほぼなんとなく再現するじゃーありませんか! わずか数日で!・・・・・

 

きちんと習う、ということはこういうことなのか、と痛感させられたと同時に、
娘の成長に言葉にできない感激を覚えました!

今年の目標です! 彼女に運指やなんか教えてもらって、必ずやこの曲を店で披露します!

 Scenes From An Italian Restaurant / Billy Joel