PAUL MACHIDAの気ままな弾き語り

音楽、サッカー、海外旅行、そして Hey Jude

Vol, 14 Abbey Road Crossing !

2011-11-30 | International Beatle
早いもので、今日でちょうど3ヶ月になります。   It was three months ago today ・・・

朝早く(5:30)にホテルをチェックアウトし、列車でロンドンに向かいました。(イギリス版新幹線!?)
全然揺れません! Virsin Train って言う名前です。 芋虫みたいです・・・・・

  

前の晩にあまり睡眠をとれなかったせいか、外の景色もほどほどに、ほとんどの人が眠りにつきました。
発車時は乗車するお客さんはわずかでしたが、終点の頃には満員状態。
荷物を預けて、いざ、ロンドン・ビートルズ・ツアーに出発です!

ガイドさんに連れられて最初に到着したのは、映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」のロケ地・メリルボーン駅。
映画の中でファンに追いかけられている場所でやはり走ります。(やっぱり、やっとかないと!・・・)

  

地下鉄で移動して、先日結婚してポールが現れたウェストミンスター登記所(旧メリルボーン登記所)を見て、
ロンドン名物の真っ赤な2階建てバスに乗り込み、目指すはアビーロードです!
今回のツアーで2番目に訪れたかった場所。  2階の最前列でかぶりつき、あの光景が目の前に広がるのを待ちます。
”この先をずっと行ったところ”。 ガイドさんの声に興奮を抑えきれません。
”あっーーーーー!!!”  レコード・ジャケットの様子とは周りの木々や雰囲気が違いますが、

 

確かにここです!  漂うオーラがはっきりと感じられます!
歴史文化遺産になった横断歩道を高い位置から見て通り過ぎ、すこし先でバスを降り聖地へ向かいます。

歩道を歩いていると右手に出ました! ビートルズのほとんどのレコードを録音したスタジオ、「アビーロード・スタジオ」。
緑の木に囲まれた落ち着いた趣の白い建物です。 外観からはそんな大それた事がなされた場所のようには感じません。
ゲートが閉まってましたので、建物までは近づけませんでしたが、歩道から見るだけで十分です!

 

そしていよいよ、思い焦がれた、レコードと同じ場所、「アビーロード」。
ここで渡るシーンをカメラに収めなければイギリスへ来た意味がありません。

すでに先客たちが各々思い々に写真に撮っています。 
割と交通量があり、辛抱強く待ってくれる車もあれば、クラクションで”いい加減にせえよ!”と煽る車も・・・。
次から次へとどこからともなくファンの人が沸いて来ます。 それぞれがあのポーズで写真に残したいんですよね・・・。

 

リヴァプールを発つ時からずっとこの為に3人揃ってステージ衣装を着てきました。
僕は当然のことながら裸足にならないといけません。 気温は15℃、少し寒いくらいです。
タバコを1本右手に持ち、暗黙の了解で次は僕らだと、左右を確認して、ついに夢の横断歩道に足を踏み出しました!
 
 

実際のビートルズは、歩いているところを捉えた写真のようですが、
僕らは失敗のないように止まって、いかにも歩いているかのようなポーズを取ります。
カメラマンの亀ちゃんやジョン・沢江の奥さん、MARYまでもが中央線まで出てシャッターを押します。

 

時が止まったかのような感覚。 今でも忘れません。 興奮していますが、変に落ち着く場所。

 

この後、レコード・ジャケットと見比べてさらにもう2度取り直しました。 カメラの位置が低かったようです。
時間的にもこれが最後だと思い大きな嘘を叫びました!
”Sorry! disturbing you. We're Japanese TV show. ” 周りの皆さんも笑顔で協力してくれました。 すみませんでした。

約30分間裸足で過ごし、足はすっかり冷え切ってしまいましたが、いつまでも離れたくない気持ちです。

アビーロード・スタジオ付近に防犯カメラがあるのですが、
日本から僕らのこのドタバタ撮影劇をネットで見ていた人がいたのにもビックリです! (Pさんが送ってくれた映像です)

  

皆さんも是非ここは訪れてみて下さい。 言葉にできないオーラに包まれた天国の渡り廊下ですから・・・・・

 Golden Slumbers / The Beatles

素敵なお店 ケーキ工房・「菓子の実」

2011-11-28 | グルメ
初めて行きました。 何とも素敵なお店。
浜田市野原町、「いわみーる」のすぐ下の住宅街にありますケーキ工房・「菓子の実」を紹介します。

  

エントランスまでが広くて可愛らしい庭で贅沢に使われています。

ドアを開けると、ショーケースの中の綺麗なケーキたちがお出迎えです。
しかし、なんと言ってもまず目に飛び込むのが、お店の真ん中あたりにそびえ立つ大黒柱。
樹齢400年以上のレッドシーダー(カナダ檜)という木らしいですが、その大きさ・存在感に圧倒されます。
天井も高く、その生木に太い剥きだしの横木が組み込まれた感じがまたいいです。

  
  

インテリアもカントリー風、アーリー・アメリカン調で統一され、センスの良さを感じます。
手作りっぽいテーブル2つとカウンターの喫茶コーナーもあり、その場でスイーツとコーヒーなどを楽しめます。
  
 

その日は持ち帰りだけで店内ではいただきませんでしたが、食べなくても美味しさが充分に伝わってきました・・・。

 

恥ずかしいですが、こんな僕でも長く居たい空間です。 益田市にはこんなお店はありませんね。

肝心のケーキの味も絶品です! 見た目もかなりオシャレで素敵な色使いです。(ケーキの写真を撮り忘れました。ゴメンなさい・・・)

皆さんも是非いかがですか?  もうすでにご存じかもしれませんが・・・・・
 Somebody's Baby / Jackson Browne 

桑の木園で・・・・・

2011-11-26 | NOW HERE
23日(水)の勤労感謝の日に、社会福祉法人・いわみ福祉会さん主催の「大収穫祭」で演奏してきました。
浜田市金城町の桑の木園という施設で行われたのですが、すごい人出!
1日で延べ3000人の人が来られると聞いてビックリ!  確かにたくさんおられましたね・・・。
職員さんや関係者・スタッフさん、地元の方々による露店販売もとても賑やかでした。

焼き鳥のいいにおいの漂う中、11時過ぎに、場違いのようなスーツ姿の3人組がステージに登場です。

  

パッと見、今から「戦」が始まろうかというような画。

いつものようにお得意のイギリス・ネタを交え、約40分間、初披露の3曲を含めて、17曲を演奏しました。

 

Maryも、新曲「恋する二人」と「プリーズ・プリーズ・ミー」でハーモニカをプレイ。

 

途中後半、園者の一人がステージ前で箸を持って指揮をし始め、場を和ませてくれました。

 

一生懸命手拍子して楽しむ様子に心を打たれました。

会の関係者・スタッフの皆さん、大変ありごとうございました。  来年も参加したいですね。
 I Should Have Known Better / NOW HERE & Mary

番外編 お気に入りのショット Best 3

2011-11-24 | International Beatle
今回の英ツアーに同行してくれたS・KAMEKAWA氏の撮ってくれた写真の中で、
僕のお気に入りベスト3をご紹介したいと思います。
数百枚の中から、僕らがデジカメで撮るのとは大違い。 プロならではの、その時限りの”瞬間”を捉えたショットです。

まず、第3位から・・・・・
 
ビートルズの映画「ビートルズがやって来るヤァ!ヤァ!ヤァ!」のロケ地・メリルボーン駅近くの、
ファンに追っかけられて、走っていた場所です。
僕が何を思ったか、おもむろにジャンプした瞬間です。 そんなシナリオはなかったのにカメラに収められていました。

  

第2位は、何回観ても面白い! 

なぜ、みんな大きな口を開けているのでしょう?  僕らがステージで何をしたのでしょう?
なぜか、見ている方向がそれぞれ微妙に違うし・・・、 笑っている人も喜んでいる人も驚いている人も・・・。
う~ん・・・・・。 いろいろな疑問と想像が駆け巡る大好きなショット! 

 

さて第1位は・・・・・。

Cavern Club Front Stage上での、娘・MARY の素敵な瞬間を捉えた写真です。 
恐らく最初のCavern Frontでハーモニカ演奏を終え、お客さんの声援に応えているところでしょう。
日本では渡英直前に1回、リヴァプールに来てたったの2回目のステージだというのに、両手をあげて手を振る余裕。
親バカと笑ってください! でもこの表情は、その時のGIGがいかに素晴らしいものだったかを物語っていますね。

 

10歳。 最年少での出演。 どんな将来を迎えるのでしょうか?・・・・・


亀ちゃん、素晴らしい写真をありがとうね!

 A Hard Days Night / The Beatles

Vol, 13 Farewell Party

2011-11-20 | International Beatle
8回すべてのGIGを無事に終え、今夜の夕食は、日本からの出演3バンドと同行者でFarewell Party。
エージェントのスカウス・ハウスさんの計らいで、マシュー・ストリート近くのおしゃれなスポーツ・バーに集まりました。
元リヴァプールFCの選手がオーナーとのこと。 壁に無数のテレビ・モニターがあります。
リアル・タイムに試合があったら満員の人で大変なことになっていたでしょう・・・・・

 

いくつかの中からチョイスして注文を済ませ、ビールを飲みながらお互いの労をねぎらいます。
東京から来た The Clover の3人と隣り合わせだったので、いろいろと話ができました。
機会を作って是非益田に行きたい!、と言ってましたので、 
NOW HERE と The Clover のジョイント・ライヴが実現するかもしれませんね・・・・・

  
リンゴ山田のご機嫌ショット。 可愛いウェイトレスさんです。

この後、ラスヴェガスなどのショーで活躍しているビートルズそっくりバンド「Fab Four」のライヴを観て帰りました。

明くる日は朝5時には起きなくてはなりません。 リヴァプールとお別れ。 いざロンドンへ・・・。
おやすみなさい。

  
ジョン・沢江氏が店内の壁に刻み残した NOW HERE の文字。

 Good Night / The Beatles

NOW HERE at みすみフェスティバル 11/12

2011-11-17 | NOW HERE
先日お知らせしました「みすみフェスティバル」に、12日(土)出演させてもらいました。 ダブル・ヘッダーです。
好天に恵まれ、たくさんの露店も出て、大勢の人で賑わっていました。

   これのお陰でステージのすぐ傍まで車で行けました。

僕らの出番の前に、いろいろな景品が当たるビンゴ・ゲームで盛り上がっていましたので、
これはヤバい! これが終わったらみんな引き潮のようにいなくなってしまう! と思ってたのですが、
皆さん行儀よく残って最後まで見ていただきました。
司会の女性の方の上手なMCのおかげでしょう。 イギリスに行ったとかいうバンドはどんなもんか?・・・・・と。

15分間の出演なので、おしゃべりを含め4曲
(All My Loving, Help, Ob-La-Di Ob-La-Da, I Wanna Hold Your Hand)を予定していましたが、
最前列におられた紳士がどうしても! ということで、急遽途中で Yesterday のリクエストに応えました。
特別な思いがあったのでしょう・・・お花までいただき、ありがとうございました。

初めての地区、場所ではありましたが、皆さんあたたかく笑顔で迎えていただきました。 ありがとうございました。


その1時間30分後、すぐ近くの「アクアみすみ」というプール施設での45分のライヴです。

バレー・コートくらいの広さのかわいい体育館。 
入り口と壁に331枚のS・Kamekawaの写真を展示して様子を見ていただきました。 リンゴ・山田君、お疲れ様!

  

16:00からの開演予定でしたが、メイン・ステージの神楽が終わるのを待って15分遅れでスタートしました。
先ほどのステージにもおられた人たちを含め、予想外の50人程度のオーディエンスが集まってくれました。

曲間でイギリスでのエピソードを紹介しながらの和やかなムードで、あっという間に17:00です。
専門のPAが付かず、自分たちの練習場の機材を使った割にはいいサウンドだったと思います。
リンゴ・山田君は自分の職場での演奏ということもあってかいささか緊張気味。
いつもの流暢なおしゃべりが出なかったのがおもしろかったです・・・。

   演奏シーンの写真がないので・・・ セット・リストです

こんなアットホームなライヴもたまにはいいかも?・・・・・ 三隅町の皆さん、ありがとうございました。
 20 Flight Rock / NOW HERE

サージェント・マトリョーシカ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド

2011-11-14 | 日記
ビートルズ・デビュー50周年を記念して、嫁さんが作りました。

 
 

世界中から注文が殺到したらどうしよう!?、手作りだから生産が間に合わない・・・・・(爆)

 

 

こんなカラー・バリエーションもあります

 

5cm程度の細かい作業に感心します。
 Sergent Pepper's Lonely Hearts Club Band / The Beatles

NOW HERE at みすみフェスティバル

2011-11-11 | NOW HERE
11月12日(土)三隅中央公園で行われる、三隅フェスティバルに出演します。

   14:30~14:45 特設ステージ 
                      16:00~16:45 アクアみすみ多目的運動場 ※入場無料

フェスティバルでは、地元特産品の販売、公民館や各種団体の展示などがあり、たくさんの方が詰めかけます。
さらにステージでは郷土色豊かな出演者による楽しい催しが繰り広げられ、大いに盛り上がります。 是非足を運んでみて下さい。

さらに写真展のお知らせ。13日まで、アクアみすみロビーにて「NOW HERE Beatle Week 写真展」を開催しています。

   

もちろん写真はすべてプロカメラマンS.Kamekawa撮影のものです。  こちらも入場無料ですので是非ご覧ください。

新曲が出るか? 出ないだろうな~!?
 It Won't Be Long / The Beatles


イギリス伝統料理を・・・・・

2011-11-10 | 日記
イギリスの食べ物ってどうなの?  不味いらしいね~・・・  よく言われてますが、さて・・・・・

GIGの時間も毎日まちまちで、これと言って食事には拘れず、
ほとんど軽いファースト・フードで済ませていました。 残念ながら・・・・・

ただ1度だけ、到着した日の顔合わせに用意していただいた料理が、
イギリス伝統料理の1つだったらしく、牛肉とジャガイモと人参の煮込み料理で(名前は聞かなかった・・・)、
日本の”肉じゃが”っぽい感じがしました。

 

腹ぺこでしたし、興味を津々だったので、期待してガッついたのですが・・・・・

 

ん~~~ん・・・  これが伝統の味なのか?  この店の味付けなのか?
バッター・アウトです!!!  滞在中に口にしたものの中で最も○○い食べ物でした!
普段残すことなどしない僕も、半分以上残す結果となってしまいました。
でもこれでイギリスの料理が不味い! とは言いません。
たまたまこれだけなのかもしれませんし、もっと他に美味しいものがたくさんあるかもしれません。
この先はそれを期待してアンテナを張って過ごすことにしたいと思います。

  

店の外観は素敵でした!
 Glass Onion / The Beatles

Vol, 12 The Last Live at Cavern Pub !

2011-11-06 | International Beatle
Cavernでの感動のステージを終え、残るは1つ、Cavern Pub でのGIGのみとなりました。

前の晩遅くに、ホテルのバーで1時間ばかり、あれやこれやと余韻に浸っていました。 (リンゴ山田は今宵もネオン街へと・・・)

この日は、14:00からの出演のみで、他に予定はありませんでしたので、朝はゆっくりできました。

 

朝食を摂った後、翌日の出発が早い為、荷作りの用意です。
お土産のチェックを再度して、足らずを買い足しに出かけ、お昼は軽くハンバーガーで・・・・・

Cavern Pubの場所はCavern Clubの道を挟んだ手前、半地下にありました。
幅4メートル程のステージを前に、50人位が踊れるスペースの後ろに長いバー・カウンターが・・・・・
外でも入れない人の長い行列ができていましたが、中もすでに動けないほどのオーディエンスでいっぱいです。

 

ステージのすぐ脇の控えスペースで出番待ち。 記念撮影する余裕がありました・・・。

  

 ”I'm the Boss”と言ってた(名前は聞きませんでした)ステージ・スタッフと・・・・・ 

 

いよいよこのツアーでのラスト・ステージです!
舞台に上がってアンプにプラグ・インしますが、えらい雑音が・・・・・ジョン・沢江もなにやら設定に苦労しています。
シールドを取り替えても収まりません。 アースの問題でしょう。 ずっと手で弦に触れ続けるしか今は打つ手はありません!
まあ、このすし詰め超満員の歓声ですから、細かいことは気にせずツイスト・アンド・シャウト!!!

 

お客さんにとっても最終日とあって、弾け方が違うようです!

 
 

あっという間に時間が過ぎ、予定してたリストを演り尽くしました。
会場からは鳴り止まないアンコールの歓声が・・・・・”One more, One more, One more, One more,・・・・・・・・・・”
喉も完全に限度を飛び越えていましたが、これでオーラス! 「She Loves You」

半狂乱とも言える歓声に、去りがたい気持ちは3人共同じ気持ちだったでしょう・・・。

すべてのステージを大声援の中でこなし、完全燃焼したという満足感に包まれています。
それと同時に、これで終わりか! という寂しい気持ちが入り交じってきます。
今夜もまだまだ行けるぜ! って勢いもありました。 
お客さんが早口で話しかけてきますが、笑顔を返すので精一杯。 握手した手を離そうとしない人もいます。

 

会場を出ても写真攻勢!!!  汗だくのシャツがすっかり冷たくなるまでしっかりポーズを取らされました。
いったい何時まで続くんだろう? どうしたら終わるの? ・・・・・・・
生涯の内で、こんなに写真を撮られたことはありませんし、これからもないでしょう。
・・・これが帰国してからのステージのMCで、僕が、”自分たちがスターになったかと勘違いして帰って来ました!”
と言わしめた所以でしょう・・・・・。  気持ちわかりますよね?

 Free as a Bird / The Beatles


A couple of shot

2011-11-04 | NOW HERE
先日の凱旋ライヴでのおもしろい(珍しい)ショットです・・・。

Ob-La-Di Ob-La-Da の間中、バックのスクリーンに、イギリスの至るところでやった Walking shot を流したんですが、
最後に演奏した僕ら3人も同じポーズをとったものです。 (前にも書きましたが、完全にアホでしょ?・・・)

   

おまけは、 ライヴ!! アット・ザ・BBC のようなバックで、ジョンとポールが1本のマイクに寄り添ってコーラスするシーン。
I'm Happy Just To Dance With You を演奏中です。

今回はあまり写真がないのです・・・・・
 I'm Happy Just To Dance With You / NOW HERE