☆ 今 日 の 幸 せ ☆

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なぜ、女性が男性に管理されるようになったか。

2007-10-05 | 今日の幸せ
参照記事:
歴史と事実は違う の続き

現段階での、考察。

かつて、メソポタミア文明が発達したころの時代においては女性の寿命は、30歳にも満たないのが一般的だったらしい。
したがって、子供を次々と産んで育てれば、一生は、終わりというケースがおおかっただろう。

文明が発達する前の石器時代や、採取&狩猟時代は、それでも、子育てをしながら日々に食料を調達するのは、主に女性の仕事で、例え狩猟の成果がなくても、女性の労働で食べることは可能であった。

この頃には、男女の間に、差別はなく、どちらがどちらを管理下に置くということもなかった。

さて、農耕時代が始まり徐々に余剰生産物ができて私有の制度が生まれ、さらに、文明の発達で、食料以外の物質が日常生活を占めるようになり、これを生産するためには、子育てをしながらの女性の労働力では手が届かないものになり、男性の所有に優位性が現れた。  せっかく努力して、作り上げた財産を今度は、子孫に残したいと思い始めた人類は、女性の性を管理することで、確実に自分の子供であるという確証を得たくなったのであろうか?

その結果、ほとんどフリーセックスに近かった時代から、女性を囲い込むという制度ができ、やがて一夫一婦に移行してきた。

いまや、DNA鑑定で、親子関係が、90%以上特定できるようになり、妊娠、出産の短期間を除けば、紙おむつに、優秀な品質の母乳に変わるミルクの開発。 電化による家事労働の軽減化。女性の寿命の伸び。

自然と、男女分業のありかたなどに、疑問がでてくるのは、当然といえば当然。

今回の、内閣府の調査で、「女性は家庭に」という考え方に反対を唱えるものが、初めて過半数を越えたそうである。
1972年の調査では、20%のみが反対していたそうなので、30年ちょっとで,人々の意識がこれほど変わってきたわけだ。 もちろん、親がどのような生き方を見せてきたかで、その子供達の意識は、個々に大きくかわるだろう。 なんといっても、身近な家庭モデルなのだから。

世代の断絶があってもお互いの時代を理解し合うことで、痛ましい事件を防げるケースもあるだろうに。
これが自分のこととなると、見えなくなるんですよね。 カラフル、カラフルで、がんばるのだ。

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