PEKOのTea Time

PEKOこと山崎浩子のブログです。
新体操の選手と同姓同名ですが、全くの別人です。

墨田工業高校に行ってきた!

2007-03-16 17:27:13 | Weblog
岩瀬がケニアから戻り、
金曜日に墨田工業高校に、
燃料電池のオートバイを
見に行く予定で、昨日先生に電話。
金曜日は自動車科の修了式だそうで、
なぜだか式に参列することに・・。
そう言えば昨年も行ったのだった。
卒業式とは別な式典で、自動車科の全過程を修了したための修了式。
参列するだけ・・と思っていたら、なぜだか主賓になってた・・。
あれ??何で??という感じでしたが・・。
校長先生から卒業生にお話があり、その後主賓のあいさつ。
何にも考えずに行ってしまい、ほとんどぶっつけ本番で岩瀬が挨拶。
結婚式での挨拶の時は、事前に考え過ぎて緊張し、うまくいかない。
でも、かえって急に話をする方がうまくいくものだ。
だけど、なぜ前日に言われて主賓なの??という疑問があったけれど、
まあ、いっか・・・ということで無事修了。
朝学校に行くと、すれ違う学生から「おはようございます」と言われる。
ふだん高校生と触れ合う機会がないので、新鮮な感じでした。

写真の自転車?バイク?が燃料電池車。
見た目は自転車なのですが、オートバイのナンバーがついている。
最初は墨田工業高校の佐藤先生と学生数人で始めたものが、
国家予算がついて、気づいたら国家プロジェクトになったそう。
銀色の丸く見える筒が水素が入っている場所で、
オレンジのサドルの下の縦についているシルバーの物が、
プリウスなどと同じモーターの役目をするもの。
前カゴには、ソーラー電池パネルが取付けしてある。
後ろの人が乗る場所にはリレーや、バッテリーなど、
大切な役割の物が取付けしてありました。
本当はもっと詳しく説明を受けたのですが、
メモなどしていなかったので、忘れてしまった・・。
2馬力だそうで、30km/hは出るとのこと。
本当はもっとパワーが欲しいと思ったそうですが、
空燃費が非常に難しいと言っていました。
きっと更に空気を取り入れないとダメなのでしょう。
佐藤先生は昔の国鉄で電車の運転をしていたこともあるそうで、
パワーが上がって行く時に「電車のような音がする!」と
言っていました。聞かせてもらったら、確かにそうでした。
電車が加速するのと同じ機構を応用しているのかも知れません。

これは最初の1号機で、その後予算が出て、大量生産となったよう。
こういったものは、大きな会社の研究所レベルで言うと、
億単位のもので、何年もかかって完成と思われます。
でも先生たちは、これを数ヶ月で数100万円で製作。
これって、とてもすごいことなのかも知れない!
学校の中を走らせてもらいましたが、楽しかったです。

先生に説明を受けた中で、驚いたのは、
アメ車のクルーズコントロールを使用しているとのこと。
日本車に取付してあるクルーズコントロールは、
設定をしても、ブレーキを踏むと解除されてしまう。
アメ車などはブレーキを踏めば、減速され、
その後、加速をすればそのまま使用できるとのこと。
知らなかった・・・無知だった・・・。
今回のオートバイはいったんブレーキをかけると減速し、
ブレーキを離せば、設定したスピードで走り続けることが可能。
10km/h、20km/h、30km/hの3つが、
選べるようになっていました。
イワセにある電動アシスト自転車より、ずっと頭がいい!

実はプリウスにもクルーズコントロールが着いているのですが、
走行中に希望のスピードの時に、走りながら設定が必要。
それは、他の車でも同じなのだと思いますが、
慣れないと大変な思いをしながら、危険な状態!
しかも、ブレーキを踏めば解除されてしまい、また設定が必要。
ヤマザキは未だに慣れないために、説明書を人に読んでもらいながら、
操作を行っています。
これが解除されないのなら、何て便利なんだろう・・と思いました。
それと同時に、日本の国土交通省にムカツいてきました。
どうしてそんな便利な機能を使用できないの!!
「どうして日本車にその機能が使えないのでしょう?」と言ったら、
「日本の国土交通省では色々あってダメみたいですよ」と、
先生が言っていました。少々ガッカリ・・・。

この1号車が博物館に入るそうです。
佐藤先生って、すごいかも!
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2 コメント

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過大表現で~す(笑) (ペテン師?)
2007-03-25 01:29:00
お世話になります。

修了式主賓の件、突然で御迷惑をお掛け致しました。
この主犯はK教諭です!!

と、枕詞はこれくらいにして
FCバイクですが・・・
これは2馬力ではなく→「約0.2馬力」です。
ガソリンエンジンに例えると
排気量は概ね「20cc」なんです。
それと空燃比ですが
過給すれば目一杯たくさんの問題も起こり、
ハイリスク・ハイリターンになっちゃいます。

現在、国主導での実証試験が開始され
これに似たようなモノが5年後くらいに
製品化されるかもしれません。

この「佐藤先生」と言う男、
正直、単なるクルマ好きの
フツー以下の最低な人間です。

では、御社の益々のご発展をお祈り申し上げます。

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ヤマザキ (すみません)
2007-03-28 17:38:06
次のブログで0.2馬力に気づき、訂正しました。
先生の説明をちゃんと把握できていない部分も多く、すみません。色々教えて下さい。
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