農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

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畑の感動(写真)

 着脹れて 星降る里の 寒冷紗

2018-12-13 11:06:14 | 日記
毎年12月のアタマは、畑の冬支度と決めています。従って今回は、そのダイジェストのレポートです。周囲を標高が400~500メートル前後の低山の斜面に作られた畑ではありますが、ここ上野原の御前山には底冷えがやって来るのです。(それだけに、澄んだ夜空と、ダイヤモンドダストのような満天の星が楽しめるのは嬉しい限りです)。10月は夏、11月は秋、そしていきなり12月の真冬の様そうと、気象と気温が激しく変化する中での冬支度でした。黒マルチを敷き、寒冷紗を張り直し、虫と寒さに備えたわけですが、ひとつの事実に基づく自慢があります。それは、金町小かぶの大収穫。昨年の春秋に続き、今年の春秋も見事な小かぶを収穫できた訳です。とりわけ、自慢の自慢は、常々畑の勲章と呼んでいる、虫食い野菜の数々。見栄えは、あまり良くありませんが、虫食いは無農薬の証でもありますから。客観的に見て、今年の野菜作りは、ほぼ成功と自負するこの頃ですが、謙虚に、また謙虚に、続けていきたいと思っているワケです。収穫を終えたこの時期、耕うん機をかけた畑は、セピアカラーに染まります。それと、畑へ続く緑の小径、里山を見守る地蔵堂の一本紅葉、植え替えを終えた葱の青い放列、大きく膨らんだ純白の寒冷紗。数々の農園の色合いに安らぎを覚えた、今年最後の1日でした(ストロー・ハット)。
















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