農園に出かけ、野菜だけでなく植物や小動物、昆虫などの生き物に接していると、そこには日々小さな発見があります。感動があります。勉強になります。最近では、隣の畑のシンボルになっている百日紅の色付き。毎年鮮やかな「紅」を見せてくれるこの百日紅に出会って、ほぼ8年になりますが、当初は気付かなかったことがあります。植物に造詣の深いかたには当たり前のようですが、色付き始める梅雨明け頃から花色が日々深さと濃さを増しているのです。農園の畝に立つたびに、その変化に触れることになり、メンバー4人そろって感動を繰り返しているワケです。背景となっている空の色や、太陽光の強弱に多少の影響を受けていると思いますが、ポカリスエットをぐい飲みしながら眺めるひと時は格別なものがありますね。また今年は、種まきの遅れてしまった向日葵もようやく花を付け太陽に黄色い花を向けています。「紅」はなく、「真っ赤」な内藤唐辛子も、色付きを強めています。江戸東京伝統野菜である内藤唐辛子の栽培を始めもう10年近くなりますが、毎年見事に実を結んでくれるものです。こう考えてみると、赤とか、紅とか、黄色とか、暖色系の作物が畑にあると、心が休まりますね。継続は、力なり。農園に関しても、大切にしたい言葉です(ストロー・ハット)。
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