農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

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巣へ急ぐ 働きアリの 夏終わる

2018-09-10 08:55:18 | 日記
上野原の農園で、畑に鍬を入れ始めて、気付いたことがあります。畝の数か所にアリの巣があり、彼らは炎天下の畝で食料の類いを運び込んでいました。アリがいて、土があれば当たり前のことですね。ところが、農業に盲目的に打ち込むだけの私たちは、アリのなわばりの単なるおジャマ虫。そのうえ植物性ではありますが、アリ退治用のスプレーを使って毎年アリの進出に対処してきました。冷静に考えてみれば、我々人間の存在は、先住者のアリにとっては迷惑者。毎年夏になってアリの姿が目立つようになると、殺虫剤ではなく、アリの嫌う成分の入ったスプレーをまき、これで畑への出入りを少なくしていました。アリさんご免なさいですね。今年の場合も、いつもの時期に、いつもの場所に、巣穴を発見。気のせいでしょうか、9月に入っても、猛暑、豪雨が続く中、急ピッチで働くアリの姿が目につきます。巣穴へ、巣穴へ。これで、働きアリは、仕事を終えるワケですが、私たちには終わりなし。新たな仕事の始まりです。まだ夏野菜の収穫が残り、秋ナスは、ますます元気。秋野菜も里芋を始めグングン成長。これからの畝作りと種蒔き・植付けと、私たちの仕事はまだ山積です。仕事には、アリにはアリの、人には人のやり方があるようですが、収穫の秋に向って、野菜作りを愉しみながら頑張りたいと思っています(ストロー・ハット)。






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