農園の愉しみ, 感動の種を蒔きたい。

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 小粒にて 「せいだのたまじ」 愉しめり

2019-07-02 13:12:23 | 日記
先々週、先週、今週と、やや雨の中、じゃが芋の収穫です。隣の畑の御主人によるアドバイスのタマモノでしょうか。大粒、小粒が、ゴロゴロと、収穫できる感激に浸っています。とくに今年は、ひとつの目的がありました。それは、上野原の農園で収穫した小粒のじゃが芋を使って、「せいだのたまじ」と呼ばれる山梨県の郷土料理にチャレンジしようということです。それだけに、収穫時にピンポン玉ほどの小さなじゃが芋が顔を覗かせるたびに、ちょっとドキドキしてしまい、何とも不思議な気分です。また聞きの話ですが、舞台は江戸時代にさかのぼります。当時、上野原周辺を治めていた代官の中井清太夫は、度重なる食糧不足、飢饉を乗り切るため、地元で採れた小さなじゃが芋を捨てることなく活用する施作を実施、それが山梨の伝統料理として、残されているというワケです。料理法は、比較的カンタン。小粒のじゃが芋を皮のまま油で炒め、味噌、砂糖、味醂で煮付ける素朴な味わい。先日上野原のお店で美味しかった「せいだのたまじ」。今度はメンバ―それぞれで、いただいくことになりました。さて、首尾のほどは?(ストロー・ハット)






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