神戸市は政令市ですが、教職員は県費から給与が支払われているため(県費負担)
今回の国家公務員退職手当引き下げに伴い兵庫県が国に準じて改正を行うこととなったため
神戸市立学校の教職員が、平成25年2月末で退職すれば、退職金は現状のまま。
平成25年3月1日以降の退職では減額となり、160万円の差が生じます。
本日の文教こども委員会でも、このことが議論されましたが、
182名の定年退職者のうち、早期退職されるのは、21名の方々。
2月28日は木曜日で、3月1日は金曜日ですから、年度途中であり、週の途中で
長年の教職員人生に終止符を打たれることになります。
年度の最後1か月を残して、退職手当金額がこれ程変わるとは。
そして、成績処理や学級、学年の仕事についての引き継ぎ、保護者対応のことなど
スムーズにいくのかどうか懸念しています。
こんな制度は、こと教育職員については
特例措置をするなど、配慮が必要だったのではないでしょうか。
「制度を憎んで、人を憎まず」
私はそう思います。
3月末まで残られる161名の教職員は、退職金が減額されても耐えるのみというのも
おかしな話です。
仕事の目的は、人それぞれ違っていていいのです。
お金の為に働く人もいれば、やりがいや、自分の向上のため、社会のため、人のため
・・・いろいろな働く価値観は人によって違います。
このような選択肢を迫られた時、どう選択するかは、その人の人生の選択であり
他人が評価するものではないですが、どの先生方にとっても
「長い間ありがとうございました。お元気で第二の人生を歩んでください」と
お伝えしたいです。
そして何よりも、先生とお別れする子どもたちが、感謝の気持ちでもって
先生をお見送りできるように、学校現場での配慮を願っています。
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