助産院の、養生食の講習会に参加してきました。
助参院での入院をきに、食への関心がものすごく変わったので、待ちに待っていた会です。
養生(ようじょう)とは、生命を養い、身体を整え、健康を保ち長生きする。
そんな意味があります。
今回は、春の食材を使った雛祭りごはん。
春は、陽気がよくなり、人の身体も活発に活動を始める時。
薬膳では、「養陰補肝」といって、春を健やかに過ごすためには、血を巡らす肝臓の機能を高める食事が大切だそうです。
13人のママ&妊婦さんと一緒に、さらには、みんな子連れなので、それはギャーギャーしながらのにぎやかなスタートでした。
実際に、作りながら教わり、ふむふむ…なるほど…がいっぱいでした。
メニューは、ちらし寿司、たらのかぶら蒸し、あさりのすまし汁、かぼちゃプリン。
ちらし寿司は、人参と玉ねぎのみじん切りを、じっくり蒸し炒めして甘みを出し、お砂糖を使わずに作りました。
かぶら蒸しは、カブを皮ごとすりおろし、角がたつくらい泡だてた卵白と合わせるなど、やったことのないレシピ。
あさりのすまし汁は、菜の花やクコが入って、目にもきれいな汁です。
そして、かぼちゃプリンは、またまた砂糖は使わずに、かぼちゃとレーズンの甘みで作ったスイーツ。
どれも最後の試食では、美味しいため息がいっぱいでした。
およそ3時間。
子供をあやしながら、おしゃべりとご飯。
養生食を学ぶのも嬉しかったけど、子育てあるある話をたくさんできたのも楽しい時間でした。
さて・・・学んだ事を今後実践する事が大事ですね。
*おまけ*
・肝を養う、整える食材・
干しぶどう、人参、ほうれん草、きくらげ、白ごま、黒ごま、豚肉、豆乳
・春のおすすめの食材・
人参、ジャガイモ、長芋、玉ねぎ、菜の花、春菊、アスパラガス、セロリ、キャベツ、かぼちゃ、えんどう豆、山菜、クコの実、あさり、しじみ、ホタテ…など