エマウス活動のスケジュール(大体ですよ)
8時~9時 作業
9時~9時30分 コーヒーブレーク(朝食兼ねる)
9時~11時30分 作業
11時30分~13時30分 お昼休憩
13時30分~17時 作業
18時 夕食
そして、休日は日、月曜日。フランス語の勉強があったり、どこかに連れて行ってくれたりも…。
モネの庭
木の形がなんだか面白い
誰かの誕生日には特別に外で食事をしたり
活動は大変でも、楽しいひとときを過ごせるようです。
このエマウス活動には本当にさまざまな事情を抱えたひとたちが参加していて、英語よりもやはりフランス語を話せた方が何かと詳しい事情がわかるので理解するにはいいかもしれません。(もっともフランス語を話す人が主なので…)
エマウスで働くひともいれば、お世話になるのがいやな路上生活者もいるとか…すべては入るのも出るのも自由。そのひとの生活を尊重するというのはある意味フランスらしいのかもしれません。
ボランティアは2週間以上・・・これはバカンスの有るヨーロッパならではでしょうか?
私には無理ですね、2週間も休んだら即クビです。
ボランティアとして休んでも復帰できる、休んだ人の穴埋めもできなければいけません。
そこまでなるには社会全体の余程の理解と長い時間が掛かりそうです。
ですが、それ以外のときは通常のボランティアさんが仕事の合間をみて通ってきているようですよ。でも、これは日本の方も一緒ですね。
それにしても組織的に社会全体で路上生活者に対してリサイクル事業を成り立たせているという背景には、強い宗教色があるせいかもしれません。そうえば日本の更生保護なども最初は慈善篤志家の働きがきっかけで、様々な宗教家が設立していったという経緯があります。ですが一番違うのはやっぱり資金調達の方法を浸透させて確立させたということかもしれませんね。