豊田市美術館へはちょくちょく出かけているのですが、今回はあいちトリエンナーレの作品をみるために出かけていきました。
最初、クリムト展(鑑賞済み)も開催されているのでどうかなと思いましたが、混雑もなく見ることができました。
ただ、ちょうどこのとき修理中の作品があったりで、残念ながらすべてを見ることはできませんでした。ですので、また機会を見計らって出かけたいと思っています。
ところで…
今回のトリエンナーレでは、『表現の自由』について、本当に考えさせられています。
いろいろな意味で、今自分が生きている社会がどうなっているのかを感じ、いったいどのような方向を進んでいるのだろう、と。
受け入れることは、違いを受け入れる寛容さが必要になるのでしょうし、そして、発信していくことは、ある意味覚悟が必要なのかもしれません。
フェイクニュースが飛びかい、気を付けていないと真実がみえにくい状況であり、また真意が伝わらずにいることもあったり…ときどきこの世の中は真実の世界なんだろうか?と疑いたくなったり…アニメのSFではないけれども、造られた世界に閉じ込められているのでは?と思ったり
想像力と寛容さが失われつつある今、他者に語ることを制限し、知らず知らずのうちに検閲しているのでは?と自分が恐ろしくもあります。
そうならないために、今、作家のひとたちが頑張っています。
《ReFreedom_Aichi --あいトリ2019を「表現の自由」のシンボルへ》
閉じられた扉が開かれますように。