バリ島日記「ダイビング 水中写真」

バリ島のダイビング、水中写真を中心に、バリ島での生活もお伝えしていきたいと思います。

水中フォトグラファーの目とガイドの目

2012-03-11 04:47:19 | トランベン

水中フォトグラファーをガイドするのって難しいですね。
まず、その人がどういう写真を撮りたいのかを理解しないと駄目。

珍しい魚を撮りたい!
綺麗な写真を撮りたい!
私は老眼だからあまり小さいの駄目ね!
大物だけでお願いします!

人によってその希望はまちまちです。

自分は、珍しい魚の写真よりは綺麗な写真が好き。

この綺麗な写真をガイドするのがなかなか難しい。

目で見たそのワンカットと、写真にしたときのそのワンカットは必ずしも同じではないから。
ガイドにはその仕上がりがわかっても、実際に撮っている人からすれば、何でこの魚?
って思うときも多々あると思うんですね。
ガイドと感性が違えば、イメージできる仕上がりもまったく違います。
だから水中での呼吸が合わないときも多々あります。

たとえばこのエビ。


アカシマシラヒゲエビですけど、超ベテランダイバーからすると、

「はっ??このエビ撮れってか??」

って思う人もいるかもしれません。

でも、こんな感じだったらどうだ!

 
一般種でも、撮りかたによっては綺麗に仕上がるんです。
自分はこのパステル調が大好きです。

ロンハーの奇跡の1枚、でしたっけ?
プロが撮ったら、綺麗じゃない人もスーパーモデルになれる!っていうあの企画。

水中でもそうですよ。

だから、どんな魚でも、イメージを膨らませ、シャッターを切って見ましょう。

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