宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

日本春蘭

2017年03月10日 | 古典園芸

写真:『日輪』

花弁は緑色で、花弁の縁を赤く発色させる品種です。
最初にこれの花を見た時には花茎がすっきりと伸び、まろやかな花弁の縁を彩る紅色。
実に色っぽい花だと感じたものでした。
と言う事で即お持ち帰りな私だったのでした。(^^;)

さて、これもまた株分け後初の開花です。
やはりまだ株に力が無いせいか、花茎も伸びずに弱弱しい感じで咲いています。
それでも、まあまあの花型に成ってくれて喜んでいます。(^^♪
来年には本来の花を見せてくれる事でしょう。





写真:『歌麿』

今年の花は遮光を失敗してしまったので雑味が出ています。
本当は、色花は遮光などをして赤や朱金の色を引き出さないと葉緑素の緑色が増えてしまって濁った感じの色となってしまい、すっきりとした花色に成らないのです。

と言う事で残念ながらあまり良い発色をしていません。orz
とは言えこれから陽に炙ってあげると赤の発色がさらに深まり、雑味がかえって凄みを押し出して来て結構な花色に成ってくれるのです。

普通、花物は遮光に失敗すると単に雑味のある濁った色に成って終わるのですが、我が家の花物の中ではこの『歌麿』だけは却って面白い発色を見せてくれるのです。

『歌麿』も株分けおいた鉢が今年はそろそろ花を付けそうなので、完全遮光とそうでない株とで発色の違いを楽しむのも良いかもなんて思っている今日この頃な私。(^^メ)
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