写真:「三角アンテナ」
開局時から一か月ほどの間、こんなアンテナを使っていました。
高さは上辺の部分で8mほどの高さでした。
これは今でいうデルタループの上辺を2線にし、はしごフィーダの部分もエレメントの一部に成っていた…。
そんな感じなのだと思います。
確か、はしごフィーダー部の長さも決められていたような気がします。
このアンテナで3.5MHzから28MHzまで乗せていました。
無論カップラーを使っていたのですが、今にして思えば無謀なアンテナでしたね。
(^^メ)
と言う事で、次はオーソドックスにトップの高さが10mほどの7MHz用の「インバーテッドV」に取り替えて運用していました。
このアンテナを使って21MHzにも出ていたのですが、コンディションが良くて結構DXが入感していたのでした。
そこで7MHzから21MHzに重点を移そうと考えたのでした。
そんな事でアルミパイプを買い込んできて、21MHz用の2エレの八木を自作したのでした。
しかし…。
残念ながらアンテナが重くて、簡単には回せなかったのです。
そう、ローテーター等と言う文明の利器は無く、テモテーターで廻していたからです。
(*^^)v
と言う事で、一週間程で下してしまいました。
写真:「ZLスペシャル」
次は21MHzの「ZLスペシャル」です。
これは骨組みが竹ざおなので軽く、しかもビームもまあまあでした。
このアンテナで初のDX交信をしたのでした。
このZLスペシャルと10Wの組み合わせで24E程出来たのが当時の運用日誌を見ると判ります。
こんなアンテナを使って3ヶ月ほど。
28MHzを聞くと、こちらもDX局がガンガン入感しています。
そこで、21MHz用を降ろして28MHz用のZLスペシャルに変更して上げなおしたのです。
これは大ヒットでした。
と言うか、当時の10mのコンディションが最高だったのですよね。
とにかく、こんな事から28MHzにどはまりしてしまったという訳です。
そんな事で開局から半年を過ぎる頃にはいっぱしの10mマンを気取るくらいになってしまったのです。
(^^;)
その後はルーフタワーを屋根の上に上げて色々なアンテナを試してみたのですが、モズレーの3エレ・ツーバンダーがかなり楽しめた覚えがあります。
流石にメーカー品だったと言う事でしょうか。
この頃はメーカー品や自作のアンテナをとっかえひっかえ楽しんでいました。
その後、就職や結婚などで碌にアンテナを上げられない時期もありましたが、トラップGPやモービルで何とか波を出していたのです。
いま、開局から48年目にして何とか人並みのアンテナを建てて楽しめる余裕も出ました。
これから何年楽しめるかは判りませんが、生涯の趣味としていこうと思っています。
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