沈黙の春

本ブログの避難用ブログです。

トルコの原発建設 日本の優先権白紙に 科学産業相、韓国や中国・カナダも候補

2012-05-12 16:19:23 | 原発関連

トルコ受注確実そうでしたが

経済優先、再稼働急ぐのもこういうとこにも理由が・・。

フジサンケイ ビジネスアイ 5月12日(土)8時15分配信

 
 来日中のトルコのエルギュン科学産業技術相は11日までに、フジサンケイビジネスアイのインタビューに応じ、同国黒海沿岸シノップの原子力発電所建設計画について、「どこに発注するかの結論は全く出ていない」と述べ、同原発建設に関する日本の独占交渉権はすでに失われ、交渉は白紙に戻っているとの認識を示した。

 同相は「現在、日本と協議が進められているが、韓国とも協議が開始された。最近は中国、カナダも関心を示し、協議に入りたいとしている」と、日韓以外とも交渉入りする可能性を示した上で、「これら国々との話し合いの結果がどういう結論になるかは申し上げられる段階にはきていない」と述べた。

 同原発建設をめぐっては当初韓国が先行していたが、2010年に日本がトルコから独占交渉権を得たことで、東京電力と東芝が受注する可能性が高まっていた。しかし、昨年の東日本大震災による東電福島第1原発事故後、東電が撤退。さらに日本政府の姿勢も定まらず、交渉は事実上ストップした。

 ただ、同相は「日本との協力の下で、(原発建設が)実現に至ることを切に願っている。日本の豊富な経験や技術を生かしてほしい」とも述べ、日本企業の参入実現に期待を示した。(宮野弘之)

【関連記事】
トルコ、日本の技術を信頼 原発輸出に求められる誠実さ
原発輸出、東芝など勝機 協定発効、政府支援は不透明
トルコ原発で韓国の逆転受注も 李明博大統領の中東歴訪で


最新の画像もっと見る