沈黙の春

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東京電力の契約アンペア変更について

2012-06-02 00:11:22 | 金融、経済

 

TOP BRAIN2012年5月24日(木)08:05
TOP BRAIN【弊社ホームページに掲載しております「お急ぎの方はこちらへ」というフリーダイヤル 0120-875-430は株式会社コストダウンのフリーダイヤルであり、東京電力のフリーダイヤルではございません。また弊社は東電と一切、関係ありません。おかけ間違いにご注意下さい。】

 本日(24日)の日経朝刊 第1面に「契約アンペアごとの月額の値上げ幅」という一覧表が掲載されました。

 この表によりますと契約アンペアが大きくなればなる程、値上げ率が高くなるように見て取れますが、これはあくまでモデルケースによる試算を行った場合の値上げ率であり、根本は、使用電力が多くなればなるほど、電気料金は高くなるということです。

 下表は東電が5月11日(金)に値上げ申請した改定料金表からの抜粋です。(多くの一般家庭が契約している「従量電灯」契約)

 この表のB(「従量電灯B」の意味)を見て頂きますと、契約アンペア部分による値上げはなく、3段階に分かれている電力量料金の単価が電力量が300kWhを超える(第3段階料金)と値上げ率が19.8%、120kWh~300kWh(第2段階料金)の値上げ率が9.8%、120kWh(第1段階料金)までが4.0%と段階的に値上げ幅が大きくなり、それに伴い使用電力が多くなればなるほど合計で見た値上げ率が高くなるということです。

 ただ、契約アンペアを下げることで、基本料金が下がることは間違いありません。

 では契約アンペアを下げるとどういう問題が起こる可能性があるかというと、一時に、アンペアの大きい電化製品を使うと、ブレーカーが落ちるということです。

「主な電化製品と電気容量の目安(東京電力ホームページ 「わが家のアンペアチェック」参照)

家電製品 補足 アンペア(A)

電子レンジ 30Lクラス 15A
アイロン 14A
卓上用IHクッキングヒーター 100V 14A
食器洗い乾燥機 100V卓上タイプ 13A
IHジャー炊飯器 5.5合、炊飯時 13A
ヘアードライヤー 切り替え6A、12A 12A
掃除機 弱2A、強10A 10A
電気カーペット 3畳用 1/2面4A、全面8A 8A
エアコン 冷房時おもに10畳用 冷房5.8A、暖房6.6A 6.6A
こたつ 弱1A、強5A 5A
冷蔵庫 450Lクラス 2.5A
テレビ 液晶42V型2.1A、プラズマ42V型4.9A 2.1A
ドラム式洗濯乾燥機 洗濯・脱水容量9Kg 洗濯時2A、乾燥時13A 2.0A
照明 1部屋シーリング・電球形蛍光ランプ 1.0A

 東京電力ホームページ 「わが家のアンペアチェック」では、電化製品毎に台数、個数等を入力すると必要となる総容量が簡単に計算できます。

 こちらです。 → http://www.tepco.co.jp/life/custom/ampere/index-j.html

 要はアンペアの大きい電化製品を同時に使わなければ良い訳です。

 家族構成が変わり、必要なアンペアが下がっているご家庭では、契約アンペアを見直すことはとても大事なことです。

 契約アンペアの見直しにつきましては、分電盤のアンペアブレーカーの取り替えが必要になります。東電では無料で作業をしてくれます。

 また契約変更の相談は受け持ちの東電カスタマーセンターで対応してくれます。

 参照:

 東京電力 「ご契約アンペアの変更について」
 http://www.tepco.co.jp/service/custom/idoufaq/keihen-j.html

 同 「値上げ申請における改定料金表(電灯)
 http://www.tepco.co.jp/e-rates/individual/kaitei2012/chargelist/index-j.html#sec02

 同 カスタマーセンター検索
 http://www.tepco.co.jp/info/custom/center/index-j.html

 以上、皆様のお役に立てば幸いです。


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