水彩画を友として : 旧退職おじさんの水彩画日記

水彩画を始めてついに10年を越えました。今年も自然を相手のスケッチを楽しみます。

昔の画です:尾瀬の秋 (クレパス) 1971

2006-01-15 | 若かりし頃の画
水彩画教室に通い始めて一年。かなりのめり込んでいます。そうなると、必然的に昔描いた絵があることを思いだして、家捜しをした結果出てきた画を「絵心の原点」と称して一挙に大公開します。ただし、本当の原点は中学一年の時に描いた中軽井沢駅(当時は沓掛と呼んでいた気がする)の画で、長野県展で佳作となったものを取っておいたたのですが、なぜかこれだけがどこかにしまい忘れていて出て来ませんでした。当時は不透明水彩の全盛期でしたが、鈴木先生と言う日本画の先生に教わって描いた透明水彩の絵でした。でも、結局出てきたのは、実は当人が描いた事を全く覚えていなかったものばかり。なんとか思い出せたものだけ場所と年を付記します。
というわけで、何年に描いたのかもわからないから、以下の作品は順不動です。
この画はパステル画で、多分尾瀬の桧枝岐村から登ってきて、何とか峠から尾瀬沼を望む画だと思います。こんな大胆な色使いは、今ではできません。

昔の絵 尾瀬 燧ケ岳 1961年?

2006-01-14 | 若かりし頃の画
出てきた画の中で、自分ではこれが最高です。これはパステル画。色といい構図といい、改めてこういう風に描いてみたいと思いました。後ろの山は尾瀬の名峰、燧ケ岳です。手前の白樺は未完成だったのかもしれません。
実はこの画を全く覚えていなかったのですが、見て入るうちに当事どういうつもりでこういう描き方をしたかまで思い出したのです。

昔の絵 八ケ岳 みどり池 1961年

2006-01-10 | 若かりし頃の画
これはカーボンで描いたものです。
台風の為に八ケ岳登頂を諦めて下山の途中、台風の影響で倒木とか道が消えていたりとかで道に迷い、みどり池の小屋で一泊しました。晩秋で小屋は閉まっていたのですが、こちらは遭難しかねない状況だったので、止むを得ず入り口の錠を壊して中で一泊させてもらいましたが、錠を壊した事に良心の呵責を感じ、帰りに500円札一枚を置いてきたのを覚えています。
小屋お持ち主の方には改めてお詫び申し上げます。どうも済みませんでした・・・

昔の絵 八ヶ岳 赤岳(多分) 1961年

2006-01-09 | 若かりし頃の画
これもパステルです。この時は八ヶ岳縦走を試みたのですが、硫黄岳の小屋で台風に閉じ込められて登頂を断念して引き返したのを覚えています。これは多分、その前日に描いたものでしょう。荒っぽい感じがよくでていて、前の画もそうですが、若かったなあと思います。なにしろ当事は裕次郎と加山雄三の時代ですから。
今もし同じ風景を描いても決してこうはいかないだろうと思います。エッ? もちろん今はぐっと優しいおじ様風ですよ!