水に浮かび物思う

カリフォルニアの海でカヤックに出会う。キャンプやハイキングの話も。

伊豆・下田へ その3

2008年08月16日 | カヤック

下田のキャンプ三日目。お盆も真っ只中ということで、朝からぞくぞくとツアーに参加するお客さんが到着した。ぼくはゆっくりと起きだして、身の回りのものを片付けてパドル以外のほとんどすべてのものをフェザークラフトのバッグにパッキングした。バッグはウィスパー以外にテント、マット、寝袋、クッカー、着替えとバスタオル、あまった食料と酒を全て飲み込んでくれた。素晴らしい。

ワンダフルワールドのスタッフみんなに挨拶し、荷物の集荷の依頼をし、ぼくはバス停に向かった。



下田の街を歩いた。ざっと歩いた後で、伊豆急の駅のすぐ近くにある寝姿山(ねすがたやま)のロープウェイに乗った。ロープウェイは3分ほどでぼくを山の頂上まで運んでくれた。下田の港と下田の街が一望できる。天気もよくていい景色だなあ。

黒船に乗ったペリーが来たのはあのあたりなのだ、というような説明がある。そうかー、ペリーが来たのかー。下田の人はさぞかしびっくりしただろうなあ。

山の上にはちょっとした散歩道が整備されていて、花などの手入れが行き届いていてなかなかいい。





つぎに港の方へ歩いて移動し、海をぼーと眺めて、街でお寿司を食べた。電車が来るまで神社で時間をつぶした。木々が日光を遮って涼しくさえあった。セミが競うように鳴いている中でぼくは持ってきた単行本を読みふけった。いつの間にか本に熱中してしまい、気がつけば電車の時間まで30分になっていた。これから踊り子号のなかでこの本の続きが読めるのかと思うと、また嬉しさがこみ上げてくるのだった。



今回は伊豆の景色を陸と海の両方から楽しむことが出来た。ごく少ない荷物でこうやって旅をするのは本当に楽しい。電車に乗っていくのも気楽でよかった。また時間を見つけてこんな遊びをしたいな。


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