僕がボクであるために

オートバイとロックと読書が好きで、ちょっとシャイで自己表現が下手だけど、ブログを始めます。

愛しの座敷わらし

2008年07月11日 | 

荻原浩さんの「愛しの座敷わらし」を読んだ。

凄い大事件が起こるわけでもないし、
鬼太郎みたいに大活躍するわけもない。
でも全体にしみじみとした感じを受けた。
そしてラストのセリフ。
この一言で一気に感動が押し寄せた。
まるで映画「ニューシネマパラダイス」のようだ。

きっと作者はこの一言を書きたかったに違いない。
ちょっと予想できたけどね。

ちなみに「愛しの座敷わらし」は第139回(平成20年度上半期)
直木賞候補作品である。


同じ直木賞候補に上がった「ゴールデンスランバー」の伊坂幸太郎さんは
執筆に専念したいから直木賞選考を辞退した。

なんて潔いんだ!
オレも言ってみたいなあ。



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