![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/79/27/90c4a6de02c6b2a05e1871ac667cc4bc.jpg)
荻原浩さんの「愛しの座敷わらし」を読んだ。
凄い大事件が起こるわけでもないし、
鬼太郎みたいに大活躍するわけもない。
でも全体にしみじみとした感じを受けた。
そしてラストのセリフ。
この一言で一気に感動が押し寄せた。
まるで映画「ニューシネマパラダイス」のようだ。
きっと作者はこの一言を書きたかったに違いない。
ちょっと予想できたけどね。
ちなみに「愛しの座敷わらし」は第139回(平成20年度上半期)
直木賞候補作品である。
同じ直木賞候補に上がった「ゴールデンスランバー」の伊坂幸太郎さんは
執筆に専念したいから直木賞選考を辞退した。
なんて潔いんだ!
オレも言ってみたいなあ。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます