身も心も

病気の事。ヨガやアロマの事。日々の事。好きなもの。

憧れの地

2011-08-07 16:50:57 | 日記
好きな番組の一つ、BSフジ「和菓子で巡る京の四季」
この番組を見ながら京都の地図を広げる。

「あ~京都行きたい!!!!」

「夢は?」と聞かれると「京都に住む事」と答える。
実際京都に移り住んだ知人に聞くと、
京都は独自の文化を持ち、外者がその中で「隣人」として受け入れられるのは
難しい事の様だ。
いつまでたっても「あなたは他所の人」と、物腰柔らかくニッコリ「否定」されてる様な気がすると、言っていた。

「京都は旅人として訪れる街」

でも、夢なのだ。憧れなのだ。
京都駅に着き新幹線を降りる。ホームに立った時「空気が違う」と思う。
包み込まれる様な、、、懐かしい気持ちで一杯になる。
「あ~やっと帰って来た」と言う気持ちになる。

前世は京都に暮らしていた。そう信じている。



6月末に吐血し、緊急入院した母の状態が不安定なままだ。

胃ろうの処置をして3年が過ぎた。
管を通して直接胃に流し込む栄養剤が逆流し、食道炎と肺炎を起こす。
これを何度も繰り返している。

食道の炎症がひどい様だ。
検査する為の、5mmのファイバースコープカメラが通らない。
「1、2mmの隙間が、かろうじて空いている」そうだ。

胃ろうの管は、半年に1度交換する事になっている。
交換時期は5月だった。
母の状態が悪く、交換する事ができない。

病院からの突然の呼び出し。
説明を聞き、何枚もの書類(同意書)にサインし捺印する。

苦しみを長引かせる為に生かし続けている。
ミイラの様に小さく固まった母を見て思う。

これは母が望む生き方なのだろうか。
人間は尊厳を持って生きる者。
ならば尊厳を持って死ぬ事は許されないのだろうか。

母はどうしたいのだろう。
母の「憧れの地」は何処なのだろう。













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2 コメント

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びっくりした~ (ポン)
2011-08-11 12:34:48
いやいや、ここでもつながりましたか~。
私、京都生まれです。
3歳までしかいませんでしたが、祖母が、生きているうちは毎夏帰っていました。
誕生日は、大文字送り火の日です。
母は、京大病院の病室の窓から、大文字の火を見ながら、早く生まれてくれと、うなっていたそうです。
京都は、私の両親にとって、想いの深い土地であります。
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びっくりした~。びっくりした~。 (ぶよさん)
2011-08-13 20:46:49
ポンさん。
え~!まじですか
前世、京の都で出会っているかも!?

いいな~。今度京都の事、色々教えて下さいね。

体の事、お気遣いありがとう。
頚椎の状態、大分良くなってきました。
病院でレントゲン撮りました。
結果は後日です。

そう玄米ね。
何はともあれ、無理せず規則正しい生活をと、医師から言われています。

まぁ、ぼちぼちやって行きます。


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