身も心も

病気の事。ヨガやアロマの事。日々の事。好きなもの。

目にみえないもの

2010-04-24 15:53:24 | 日記
一年前、龍村ヨガ研究所、龍村修先生の下で、ヨガインストラクター養成講座を受講させて頂いた。

講座が始まる5ヶ月前、同居していた姑が亡くなり、受講中、父が亡くなった。
色々な意味で濃い半年間だった。

一年を経て、この4月から「ホリスティックヘルスコンサルタント養成講座(HHC)」に通い、学ばせて頂く事にした。

第一回講座での先生のお話。
ホリスティックヘルス。(全的健康・包括的健康)
ギリシャ語Holos(全体・宇宙)からHealth(健康)Healing(癒し)Hoiy(神聖な)と言う単語が生まれた。

同じに見える行為でも物質でもそこに「気心」がこもっているか、「良い気」が入っているかでまったく違ってくる。
木を見て森を見ずから脱皮して、森を見て木をみる世界へ。
心身、心、気、精神性、霊性など有機的総合体が人間の実態。

ちょっと、変な宗教の様ですが、、心配しないで下さい。

正直に言ってしまうと、私は「目に見えないもの」を信じていない。

「愛」とか「幸福」とか「運」とか、、。
その最たるものが「自分自身」だ。
自分とそれを取り巻く世界を信じていない。
不安で揺らいでいる。

疲れました。もう少し楽に生きたい。

と、ここまで2週間前に書いて放置。

先日、あるインストラクターさんのヨガクラスに参加する。
優秀でキャリアのある、素晴らしいインストラクターさんだ。
子連れママさん参加OKのクラスなので、ほとんどが幼児を連れての参加。
ご自身、今年幼稚園入園のお子さんがいらっしゃる。

リーズナブルな参加費。
そこいらじゅうで幼児が泣き叫んでいる環境。
それでもしっかりポイントを指導し、若いママ達と安らぎの時間を分かち合っていた。

12年前、40歳でエアロビイントラの資格を取得し地域で子連れママOKのエアロビックサークルを立ち上げた時の自分を思い出した。
夢中で10年やって来た。
イントラとしては未熟な私だったけれど、あの10年でやって来た事は、けっして無駄ではなかったのだな、、と思った。

そして2年前にクローズした。
クローズした時は、悩み落ち込んだが「あの決断は正しかった」と思えた。
若いママ達をサポートする人は、私よりもっと若い人がちゃんと居る。

50歳を過ぎた今、私は自分と同世代の女性達と分かち合いたいのだ。

「目に見えないもの」を共有し信じたいのだ。

ヨガの呼吸の中に「クンバク呼吸法」というのがある。
それぞれの流派、インストラクターさんによってやり方に多少の差はあるだろうが、、私が教えて頂いた方法を簡単に書くと、息を吐き切ったら鼻からゆっくりお腹を膨らませて(複式呼吸)息を吸う。少し息を止める軽く喉と肛門を絞める。そして、お腹へこませて息を吐く。
イメージとして、体の中にある悪いものをすべて口まで持って来て吐く感じ。

これをやっていたら「この感覚、何かに似ているな~?」思った。

そうだ、摂食障害の症状の一つ「食べ吐き」だ。
私が28年も繰り返した症状ではないか!?

かつてカウンセラーに「私にとって、食べて吐く。摂食障害の症状は『みそぎ』です」と、語ったことがある。
この世に存在が許されない自分。罪ある自分を、指を喉の奥に突っ込んで、苦しみながら吐くと言う苦行を行うと、浄化される様な気持ちがしたのだ。
もちろん症状真っ最中はそんな論理的な事考えていないけれどね、、。

そんなに苦しまずとも、もっと楽な方法を見つけたのだな~と、ちょっと感動してしまった。

ヨガの語源は「結ぶ」と言う意味。
過去の自分と今の自分がつながった、結ばれた様な気がした。

































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