鹿島戦のあの後半終盤のシーン。途中交代でピッチに入ったハセモトのスルーパスをダニーロが受け、ゴール前の詠太郎につないだシーン。ボクらはDAZNの配信映像を見ながらアルビレックスの追加点を確信しました。それほど「完璧なシーン」でしたよね。完全に鹿島を崩しきった場面でした。
「やった!決まった!」思わずガッツポーズ。だけどその後、のけ反って崩れ落ちました。それを外すか?詠太郎!頼むよ!それは決めてくれ!
詠太郎の今シーズン初得点が遠いです。何度も「今度こそ!」「次こそは!」と思い、詠太郎のプレーに声援を送っていますが、得点に結びつきません(アシストはあったけどね)。「またか!詠太郎!」「シュートを外してニヤニヤするな!」SNSには辛辣なコメントも散見されます。おっとりした表情をしているけど、本人が一番苦しいんだろうな。
でもね。ボクらアルビサポが今チーム内でもっとも頼りにしているノッてる男・小見くんだって、詠太郎以上に「ゴール決められない病」だったですよね。「もしかしたらイップスじゃね?」「またハゲなきゃいいけど…」なんていう心配すらしていましたものね。それがどうですか。やっと初得点をあげたと思ったら、6月は公式戦5試合で4得点の大ブレイクですよ。今までの鬱憤を晴らすかのような大活躍です。完全に一皮むけました。あとは「神ユニ」ですね。
小見くんが苦しんでいた時にもいろいろな雑音がボクらの耳にも届いていましたが、ボクらアルビサポの多くは(違う人もいるけどさ)小見くんの活躍を信じ、じっと見守り声援を送り続けましたし(時には厳しい叱咤もね)、松橋監督も小見くんを使い続けました。それが今の結果につながったわけですよ。
次は詠太郎です。詠太郎の覚醒も間違いなく近いです。そして「その時」が来たら「その後の大ブレイク」の予感は小見くん同様にプンプンしていますよ。待ちましょう。広い心で待ちましょう。信じて待ちましょう。時には厳しい叱咤激励をしながら待ちましょう。ボクらは選手の成長を待って育てるアルビサポです。詠太郎の覚醒の瞬間をしっかり見届けようじゃありませんか。
さぁ!詠太郎覚醒の時は、今週末の川崎戦かもしれない!(いや、きっとそうだ!)