普段はあまり読まない日本経済新聞を、インフルエンザの予防接種を受けに行った医院の待合室で読みました。そこで注目した記事が、「平成15年度Jリーグ・マネジメント杯」の記事です。
これはJリーグが公開する財務情報を基に、コンサルティング会社のデロイトトーマツがクラブ経営の順位付けを試みたものです。紙面には「FC東京:経営力でV」の見出しも躍っていました。
順位表では「マーケティング」「経営効率」「経営戦略」「財務状況」の各項目が数値化されて評価されており、その「総合点」で順位付けがされていました。
ちなみに「アルビレックス新潟」は、総合点85点で総合順位は12位。「財務状況」の項目の得点が著しく低いのが特徴でした。
18チーム(昨シーズンのね)の順位と総合点は以下の通りです。
1位:FC東京 159点
2位:松本山雅 141点
3位:川崎 139点
4位:浦和 138点
5位:山形 113点
6位:G大阪 112点
7位:広島 110点
8位:鹿島 108点
8位:仙台 108点
10位:鳥栖 102点
11位:湘南 97点
12位:新潟 85点
13位:横浜 84点
14位:清水 82点
15位:名古屋 78点
16位:柏 77点
16位:神戸 77点
18位:甲府 72点
ビックリしたのは、ボクらと同じ地方クラブである松本が2位、山形が5位と、上位に名を連ねていること。松本に関しては、「球技専用スタジアムの集客率が84.1%でトップ。J1平均が約60%という中で、常に満員の幸福感を醸し出す舞台が経営にもプラスに働いている」との解説も書かれていました。山形に関する記述はありませんでした。
ちなみに、新潟の評価が低い「財務状況」のさらに評価細目を見ると、「売上高」「売上高成長率」「自己資本比率」でありました。ボクらも協力できる面がありそうです。ホーム戦での勝利が増えれば、グッズの売り上げはもっと増えると思うんですがね。