アルビレックスは最終戦で広島に0-1で負けたものも、名古屋が湘南に1-3で敗れたために、J1残留が決定しました。ホッと安堵の胸をなで下ろしています。皆さん、来シーズンもわれわれはJ1の舞台で戦うことができます。おめでとうございました。
まったくもう、湘南には頭が上がりません。足を向けて寝られません。自チームのJ2降格決定の後に、アルビの残留ライバルである甲府と名古屋を相手に連勝。モチベーションを下げることなく、来季の戦いも視野に入れたアグレッシブな戦いぶりに、大きなリスペクトを覚えます。本当に素晴らしい。見習いたい。そして、ありがとうございました。
広島戦のゲーム内容は、なんとももどかしいものでした。武蔵の惜しい攻撃とシュートシーンや(もっとも「なぜ、武蔵以外がゴール前に走り込んでいない?」と不満もあります)、慶くんの「これはレオか?」と思うようなボール狩り、竜馬の気迫のディフェンスなどもありましたが、今シーズンに何度も見た守備のほころびからの失点シーンや、「勝利」ではなく「残留」を念頭においた後半の戦いぶりなど、モヤモヤ感も募ったゲームでした。
残留の嬉しさはもちろんありましたが、周りのサポーターとハイタッチをすることもなく、中途半端な気持ちで最終節を終えました。
ゲーム後のセレモニーでは、田村社長のスピーチの最中ずっとG裏からのブーイングで、社長の話はまったく聞き取れませんでした。社長に対する不満を抱くのはしょうがないにしても、人が話をしている時にそれを遮るようなブーイングをするって、ボクは反対です。「社長の今シーズン最後のあいさつを聞きたい」っていうボクのようなサポーターだっていたはずです。そういう人の気持ちも無視する行為だと思います。そして何よりも、G裏であの行為を見ていた少年少女たちへの影響も心配です。
それに引き替え、片渕監督のあいさつはみんなが静かに聞いていました。そして、監督の誠実な人柄が垣間見られる、素晴らしいスピーチでもありました。結果としては磐田戦しか勝てませんでしたが、アルビの窮地を救ってくれた片渕監督には、本当に感謝しています。ありがとうございました。
おっと、まだ天皇杯があったんでした。せっかくだから、優勝しちゃいましょう。