吉田達磨さんが、来季ヴァンフォーレ甲府の監督として指揮を執ることが内定したそうです。ニュースソースはここなどね。NHKの報道ですから、まず間違いないのでしょうね。スポーツ報知にも、朝日新聞にも、同様の記事がありましたので、まず間違いない情報なのでしょう。
今季5試合を残して、監督就任後1年もたずに(ボクの知る限りでは)史上最短でアルビレックスを去った吉田監督。昨シーズンはその育成手腕を期待され柏レイソル監督に就任するも、1年でその職を追われた吉田監督。
ヴァンフォーレ甲府は昨年のアルビレックスと同様に、チームとして目指すサッカーの実現と新しいチーム作りを、吉田達磨さんに託したのでしょう。柏&新潟と2年連続して失敗(ちょっと語弊があるか?)している吉田さんに、さらに「3度目の正直」を挑戦させるヴァンフォーレ甲府。今季アルビと同様に残留争いを演じながら、4年連続してJ1に残留を続けている、これまたアルビと同様に経済的にあまり豊かではない地方クラブです。
う~ん。ボクはこのニュースを聞いて思いましたよ。「甲府よ!新潟と同じ轍を踏むのか!」と。でも一方では、甲府が2年3年と吉田監督の長期政権の下で(仮にJ2に降格しても)チーム作りを進める覚悟をもっているとしたら、それはそれですごいことだなと思います。
なんか甲府とは、また新たな因縁ができたような気がします。来季の甲府戦は「川中島ダービー」ならぬ「達磨ダービー」って感じですかね。まぁもっとも今シーズンの柏戦は、そんな気遣いはほとんどありませんでしたけどね。
しかし、達磨さんは幸せ者ですね。まだ若いのに、次から次へとその手腕に惚れ込んだチームから、監督就任のオファーが来るわけですからね。まぁ、最後はあまりいいお別れのしかたではありませんでしたが、お世話になった吉田達磨さんのご多幸とご成功(対新潟戦以外でね)を、心よりお祈りいたします。