香川真司が所属するマンチェスターユナイテッドが、イングランドのプレミアリーグで優勝しました。世界最高の舞台で日本人選手が活躍するということは、アルビレックス云々を抜きにして、日本人として誇らしいことですよね。すばらしい!
ところがこの優勝によって、香川がかつて所属した日本のチームにもお金が入る仕組みになっているんだそうですね。FIFAの「連帯貢献金」制度というのだそうです。具体的には、かつて香川が在籍した2つのチーム、セレッソ大阪(17~21歳)とFCみやぎバルセロナ(12~16歳)の2チームに、マンUから合わせて約4500万円支払われることになっているんだそうです。
しかも、香川がドルトムントに移籍する際も、「連帯貢献金」制度によって、移籍金のうち5%についてその選手が12歳から23歳まで所属したクラブに支払われるルールがあるため、FCみやぎバルセロナはその時も2000万円を受け取っているんだそうです。
育てたチームにもお金を渡し、これからもますますいい選手を輩出してもらおうという制度。これってある意味、すばらしい制度だなぁ…と思います。酒井高徳が世界的に活躍すれば、しっかりアルビレックスにお金が入ってくるっていうことですよね。高徳!これからもがんばれ!
ふと考えたのですが、この制度をサッカーだけじゃなくて一般の会社でも適用したらどうですかね?企業で活躍し会社に大きな利益をもたらした優秀な社員を輩出した大学や専門学校に対し、企業が出身学校にお金を支払うというモノ。大学も必死で人材を育成するのではないでしょうか?まぁ学生時代はダメでも、社会人になってから花開くタイプがいるのも事実ですので、それはまたそれということで。いかがでしょうかね?