ホーム鹿島戦に行ってまいりました。
注目のFW先発は川又と岡本。で、なんと、控えに他のFW選手の名は皆無。ロペスも達也もベンチ外でありました。うわさ通り2人はケガをしたのか(ロペスは足、達也は腰ですか?)、柳下監督が退路を断って「川又!岡本!お前たちしかいないんだぞ!」と檄を飛ばしたのか、詳細は不明ですが、後半から岡本が退いて征也が入ったくらいなので、やっぱり前者なんでしょうね。
ゲームはいい感じでスタートしたように見えたのですが、開始早々に鹿島の柴崎にロングシュートを豪快に決められます。ブレ球ってヤツですかね。黒河はいったんはボールを手に当てますが、弾かれてクロスバーに当たり、そのままラインを割っちゃいました。「あっちゃ~先制されちゃったよ」
その後、岡本や亜土夢の惜しいシュートシーンもあったのですが、なんかアルビのパスミスが目立つ展開。結果は2-3でスコア的には惜敗だけど、一度も同点に追いつくことはなく、やっぱり完敗って感じでした。
でも、交代で入った征也がスピードスターっぷりを発揮して駆け上がったボールを、岡本の後に(なぜか)FWのポジションに入った成岡がゴールを決めたり、リーグ戦初の複数得点となる2点目を健太郎が決めたり、CBに濱田を入れて金根煥をFWにしてパワープレーを仕掛けたり、「なんとか現状を打開しよう」とする柳下監督の積極的な姿勢と選手の気迫は伝わってきましたよね。
そして、なんと言っても最大の収穫はこれ。
ルーキー川口尚紀選手のリーグ戦初先発、そしてフル出場です。鹿島のジュニーニョをしっかりマークして守備でチームに貢献するとともに、果敢に駆け上がり攻撃にも積極的に参加。鹿島の守備陣に競り勝つシーンもありました。頼もしい背番号24が、アルビに帰ってきたって感じですね。これで今後は征也も、本来のサイドハーフで躍動することは間違いなし。ウッチーも復活したみたいだし、右サイドバックはもっとも選手層の厚いポジションになった感じです。長岡市出身の初のプロサッカー選手ですし、ボクらとしても大いに応援したいと思っております。あの早口コールも、慣れれば大丈夫であります。
次節は調子を上げてきた清水が相手です。アウェイで勝つ!