ハードスケジュールの中、ガンバ戦を観戦してきました。結果は1-2の惜敗。今シーズン4敗目であります。ボクはこの4敗、すべて観戦しております。では、気がついたことなどを徒然なるままに…。
出場停止の貴章のポジションには、予想通りヨンチョルでした。ヨンチョルも悪くはなかった(と言うかワクワクするプレーもありました)ですが、やっぱり「貴章の突破力」はアルビに必要だなと実感。
ゲーム開始早々の1分に、あっという間にルーカスに1点決められちゃいました。まるで昨シーズンのアルビを見ているかのような見事なやられっぷりです。どうなっちゃうんでしょ?嫌な予感が脳裏をよぎります。
前半はガンバにやられまくりです。パスをカットされ、防戦一方。二川、遠藤、加地、橋本、明神、ルーカス、レアンドロ。やっぱり役者が揃っています。ボールさばき、ボールの落ち着き、ガンバの方が数段上って感じです。
なんとしても追いつきたい前半終了間近に、あっという間に2点目を奪われます。ありゃりゃ?
でも、アルビは悪かったとこばかりというわけではなかったですよ。勲はやっぱりさすがなぁと思える働きだったし、高徳が頑張りまくっていたのも目立ちました。千代反田もピンチを何度もはね返していたしね。でも、前半はガンバの巧さばかりが目立っていました。そうそう、高徳が相手のゴールを蹴り出したファインプレーもありましたね。今日はガンバのテクニシャンにやられた場面もあったけど、高徳の成長ぶりにはホントに嬉しくなります。
後半15分にエヴェルトンがピッチに立ってから、アルビの反撃が始まります。攻め込む場面が多くなり、79分にはPKをゲット。ペドロがきっちりこれを決めて1点差。流れはアルビにって感じです。G裏も燃えまくり!
幻になったエヴェルトンのゴールは何だったんでしょう?ボクも副審の旗が揚がっていないのを確認して「オフサイドじゃない」って判断してみんなとハイタッチをしてたんですが…。でも、ゴールネットを揺らしながら得点にならなかったってことは、オフサイド以外には考えられないですよね?惜しかったなぁ!
マルシオのオーバーヘッドキック、惜しかったですね。あれが決まっていればなぁ…。まぁ「たら」と「れば」の話なんですがね。
前節の清水戦も今節のガンバ戦も、後半のアルビの追い上げは素晴らしかったと思います。見ていてワクワクさせられました。しかし、両ゲーム共に僕らがワクワクしたのは、大島が交代してベンチに下がってからというのが皮肉です。開幕当初には機能していた大島のポストプレーが、最近は相手に研究されているんでしょうかね。そしてやっぱり、大島は「足が遅い」という致命的な弱点があるのであります。
ゲーム後、G裏に挨拶する選手達の中で、松下が最前列で歯を食いしばっている姿が印象的でした。悔しかったのでしょうね。選手になにか言っていたサポもいたのかな?なんたって、僕らは2か月近くも勝利から遠ざかっているわけなのであります。「ホームで選手と一緒に勝利の喜びを分かち合いたい」と切に思っているのであります。でも今日のゲームの後半のワクワク感を感じたゲーム内容は、決して悲観するべきモノではないことも僕らは承知しています。でも勝ち点3が欲しい!これが本音のサポ心。
6試合も勝っていないアルビなのに、浦和が柏に負けたので3位をキープであります。もっともガンバと清水には勝ち点で並ばれちゃったですけどね。でも、「得失点差でアルビが上位順位」って、去年までは考えられないことですよね。
それにしても首位・鹿島と2位・川崎が揃って転けてくれているというのに、ホームで勝ち点1すら積み上げられないのは歯がゆいですね。まったくもぅ!
月並みだけど、次の京都戦こそ絶対に勝利しましょう!このままズルズル夏を終えては絶対にいけませんぜ!