ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

建造物入門

2011-07-05 01:16:57 | 建造物入門
 カテゴリーの中に「建造物入門」があります。

 最近書く機会が少なくなっているのですが、書く材料がないわけでもないのです。

 奈半利町にある登録有形文化財を紹介したらいいと思ってたてたカテゴリーでしたが、またこのブログも自体、このカテゴリーのために書き始めたといっても過言ではないのです。

 あらためて書きはじめてみたいと思います。
 いままで書いてきたのは、藤村製糸(株)の西蔵。岡田家住宅、増田屋、高田屋、等半分にも満たないのです。

 普段ガイド対象になっている場所でもいいですが、あまりご縁のない場所からはじめてみたらとも思っています。



 この石垣がある前の道は、以前と変わらない道幅なんだろうか。何時頃からあるんだろうか。そして少し行くと常夜灯があるのですが、それを必要とした方々は誰なんだろうか。何時頃に建設されたのだろう。わからない。野根山街道にも常夜灯があったのだろうか。
                

 右の道は完成年次が資料に明記されていますが、左の道にはそうした類の物がありません。しかし左の道の先には医師の家があり、道路としては頻繁に利用されていたと考えられるのですが、今から考えるとあまりに狭いのです。

 問題としては、地域のことについての情報が私の頭の中に少なすぎることに気がついたことから、図書館通いを始めて資料を探してみたり、大先輩諸氏に話を聞きに通いだしたりと、忙しいことになっています。

 物があればまだ理解しやすいのですが、その先の記憶といったものまでは、聞くものの力もありますし、話す側にも主観が入りますから、客観的に資料とする為の情報収集とすれば判断として難しいところです。

 ただ、やりがいとして感じられ、楽しい作業ですから満足しています。

 仕事の合間合間での作業です。

 資料が溜ってくると、整理をするのが億劫になっています。そうしないとどうにもならないことは、解っているのですが、生来の面倒くさがりやですから、困っています。

 ゆっくり奈半利町内にある古民家の写真を撮り直すことからはじめて、資料の整理にかかりましょう。
 自分で勝手な推論まで加えられたら、真に面白いことになります。

 物の向こうに、それを生み出した人間の姿が見えると、自分としては納得できると思うのです。
 そこまで行きつけるか。
 自信はないのですが、やらねばなるまいなあ。
 建造物入門を実体験することになります。

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