ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

EV

2010-05-24 11:49:22 | 日記
「日本EVクラブ製作による電気自動車(EV)が、茨城県下妻市にあるオートレース選手養成所のオーバルコース(1周689m)を1456周して1000km以上を走行、EVによる1充電航続距離の世界新記録を達成したようです。同クラブは、この記録をギネスに申請する予定だそう。」

こんな情報が出ておりました。
 凄いことになっているようです。
 楽しみになってきました。

 EVですか。ハイブリッドの時代が当分続くと思っていたのですが、一挙にEVです。

 車が電気製品になってきますね。
 エコになりました。
 電気の需要が増えるのですし、やっぱり電池の性能アップですね。これからです。

職人さんの、独り言

2010-05-24 08:12:33 | 建造物入門
 面白いというか、悲しくなるような話です。

 文化財の修繕等にかかわっている職人さんの話です。
 
 修繕等についての予算が、宮内庁関係の仕事であれば、かつては陛下の「おこずかい」から出されておりましたから、長年そうした事業に従事してきた職人によって施設が維持されてきたのです。それが宮内庁の会計監査を基に取り仕切られると、入札制度がはいってくるのです。
 ご存知のように入札制度では、伝統文化を維持する技術やノウハウはなくとも、安ければ落札できてしまうのです。

 文化財を維持するのに、安いほうに委託するというのですから。悲しくなります。

 価値を維持したり、それ以上の評価を高める作業の内容より、安ければいいのです。
 職人が持っている技術への評価をする、公務員がいないのです。

 無駄遣いとはいえないと思うのですが、何でもかんでも安いほうという方向は、「違う」と思うねえ。

 文化財を守るということの本来の役割は、伝統文化を守ることで、安い費用で保守管理をすることではないと思うのです。

 金がなくなると、文化事業に最も早くしわ寄せが来ます。
 高知県にも東部地域にも、放置されたそうした施設がありますが、いいのでしょうかね。
 自分達の生活のなかで、大事にしなければならないことの一つに、文化の伝承というのがあると思うのです。
 「金がないから出来ません。」といっています。困ったね。