ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

説明不足でしょう。

2010-02-02 23:14:02 | Vision East
 高速道路を無料化するための社会実験が始まるようです。

 高知県では高知から須崎方面への料金が無料化されるようです。

 高知県の東のほうの住民からすると、よくわかりませんね。
 
 金がないから、道路を作ることは難しい。予算の捻出には限界があるから、高知県東部地域には高速道路なり、地域高規格道路にしても早急な建設については、困難が伴うといつも言われています。

 地域間格差が既に生み出されていますからね。人口は少ないし、産業規模も小さい。
 県庁は「命の道」という。いかなる場所にも人間が生きている以上、「命の道」になります。すべての道を高規格の基準で整備をすることは、難しいのです。かえって過剰整備となるのでしょう。

 あるところでは、過疎と過密の論議が行われて、異常な状態が続いております。

 老人だけが取り残されたような場所があります。しかしそうした場所にも、総合振興計画があって、行政が何十人もの職員を雇用して仕事をしています。
 「何をやっても、難しいね。」「やってもやってもよくならない。」
 そうした発言が聞かれます。

 いい加減に、きちんと説明をしましょう。
 なんで、高知市から西の地方の高速道路料金を無料化して、高知市から北への料金を据え置くのか。
 何をして、何が出来なくて、なにをどの様にしたいのか。
 高齢化した地域の活性化策の検討に、もっと真摯に向き合わないと、未来はないでしょう。どの様になれば、活性化したといえるのか、明記するのです。
 
 今は結論より、作業プロセスのほうが重要なのです。そんな気がします。

 ナンデ、そうなるのかよくわからないですね。
 現実のほうに理屈を合わせる作業だけだったら、事業は必要がない。
 
 必要なのは、ホスピスだけになってしまう。

 今はそう思う。
 社会実験というが、結論が予測できない作業は実験ともいわないのです。
 偶然を期待してはいけません。
 思いのほかよかった。などということはそれほどあるものではないのです。
 やってみないとわからないといった程度の段階では、実験にもならないのです。
 実験は確認作業の筈ですから。

 高知県の東のほうの理屈です。
 やるなら、四国全部の高速道路を無料化するほうが、解りやすいなあ。
 

 

準備。

2010-02-02 11:16:09 | 日記
 昨日は、3月3日から7日まで高知県東部地域で「土佐の町家 雛祭り」が行われますが、その準備をしていました。

 ポスターを配ったり、パンフレットを置いていただく段取りをしたりして、けっこうあちこちと、うろうろしていました。

 ホテルやレストランは、雛祭り弁当を作るようだし、これから改めて打ち合わせが必要です。

 雨が降っていたことから、少しあったかかったですね。
 石油ストーブの火を点ける暇はなかったですね。

 それに田野町の教育委員会に行ってきました。材木の皮流しの写真を探しに行ったのです。大体でしょうけれど1900年頃の写真だったように思います。100年以上も前の写真なのですが、整理された状態ではありませんでした。
 森林鉄道が敷設される前には、切り出した木材を、奈半利川の水に乗せて河口まで流していただけに、その映像資料があれば貴重なものなのです。

 もう少し探してみて、出てこなければパネルから直接写真をとるような形で映像を確保することになるでしょう。ただ、もし原版があれば、映像的にもはっきりとした写真になるでしょうからなんとかしたいですね。
 新しく作成するMAPの資料の一つになるものと考えています。
 資料集めがきちんとできると、思いどおりのMAPが出来るのですから。
 この作業。大切なのです。
 あるものだけでやる方法もあるのですが、出来るだけの努力はしなければなりません。