欧場のひとりごと。

ヘタレゲーマー欧場 豪(おうば ごう)による音楽、パソコン、ゲーム、マンガなどなどの気ままな話題のブログ。

『逆転裁判』に「大作感」は必要?

2007-06-22 01:53:54 | ゲーム
ども、欧場です。

先日、「逆転裁判4 公式ガイドブック」を買ってきました。
私はとっくにクリアしているので当然設定資料とスタッフのインタビューがメインの目的ですが、苦労話云々のあたりはさておくとして、気になった部分をひとつだけピックアップします。
以下、「逆転裁判4」のプロデュースに関して松川美苗氏のコメント。

「逆転裁判」1~3を担当した前任のプロデューサーから引き継ぎで色々教わった時に、
「このゲームを遊びたいからハードを買おう、と思わせるタイトルなのだ」と言われたが、
今は誰でもDSを持っているからハードを買ってもらうことにそれほど力を注ぐ必要は
なくなっている。
その結果、「逆転裁判」も王道である大作感を出して売っていく時期がきたのかな、
という考えに至った。
(以上、当方による要約)

ここでいう「前任のプロデューサー」とは現SEEDSの稲葉敦志氏のことですが、松川サン…いくらなんでもそれは曲解しすぎなのでは???
「蘇る逆転」が30万本売れて勢いづいたことで色々プロモを仕掛けるのは理解できるとしても、だからといって従来の逆転裁判のクオリティをなおざりにしていいという理屈はおかしいです。
そもそも稲葉氏は
「『逆転裁判』はハードすら持ってない人にハードごと買わせるくらいの魅力が
詰まってるタイトルなんだから、それをなくさないようにこれからの『逆転裁判』を
プロデュースしていってくれ」
ということを伝えたかったのではないか、と思うのですが。

以前の記事で書いたように、個人的には今回の逆転裁判4は従来のシリーズ1~3と比べてかなり微妙な出来(限定版の特典に至っては微妙どころではない)というのが正直な感想なのですが、それにしてもモヤモヤの原因が「ナルホド登場」「裁判員制度」だけではなく、まさか「大作感を出したい」というプロデューサー方針があったとは…。
ていうか、何か普通に「そうめん」と書いてあったメニューを注文したら冷やし中華もどきが出てきてガッカリ(池袋の某パ○コでの実話)した記憶がフラッシュバックしてしまうのは何故でしょう??(僕が食べたかったのはそんなヘンテコリンなそうめんじゃなかったんだよぉ、めんつゆにつけてチュルチュルする「普通の」そうめんだったんだよ…。 orz )

まあ、ぶっちゃけ大作感を出そうが出すまいが爽快感に満ちたエンディングが迎えられればそれでいいんですけどね…。(でも今回は…ゴニョゴニョ)
ともかく、オドロキくんにはいち早くエア主人公を卒業していただきたいものです。

<了>


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