福島応援プロジェクト茨城

福島の子ども達の保養のために!原発をなくすために!避難者を支えるために!

「ともいきの郷」の整備進む

2014年05月30日 | 保養
◆多くの方々の協力で
5月の初旬は、解体業者の方に、牛舎2棟、納屋1棟を壊していただき、乾燥小屋や米倉なども含めた外の建物にあった膨大なゴミを処分してもらいました。

5月の中旬、常陽リビングの記事を見た後藤さんと言う年配の大工さんが、ボランティアに来てくださって、填まらなかった襖や建具を直してくださいました。コンプレッサーを使って高いところのほこりも綺麗にし、そして1番気になっていた台所の床を、フローリング材できれいに貼ってくださいました。おかげで見違えるように明るくなり、本当に感謝感謝です。

後藤さんの仕事の間に、私はあちこちのクモの巣やゴミを片付けたり、台所の流しを磨いたりしていました。
フローリングを貼る前には、あまりに汚かったのでそのまま綺麗な板を貼るのが、後藤さんも気が進まないと言う感じでしたから、懸命に磨きました。しばらくのあいだ筋肉痛で困りましたが、なんとか間に合ってホッとしたものです。

◆第一回お掃除会
5月22日第一回お掃除会の日を迎えました。4人の方が参加してくださって、小張と合わせて5人で汗を流しました。

前の持ち主がヘビースモーカーだったので、そこいらじゅうがヤニで染まっていました。
南側の8畳2間と廊下、西側の6畳と洋室を掃除機をかけたり拭き掃除をしたりして頂き、大変に綺麗になってきました。まだまだ、仕事は山ほどありますけれども、徐々にいい感じになってきました。

今日から大工さんに来ていただいて、玄関の高すぎる上がり框のための踏み台を作っていただいたり、トイレを増設していただいたりの仕事を始めてもらっています。

◆第二回お掃除会ー6月1日
6月1日には第二回お掃除会をいたします。土日でないと来られないという方がおられたので、この日程にしました。東京で大掛かりなデモがあるので、そちらに行かれないのは残念な気持ちですが、8月の半ばには整備を終わらせたいので、この日に設定しました。あれもこれもはできない状態で、体があと二つ位欲しい思いです。

これからも皆さんにお手伝いをお願いすることがあるかと存じますが、どうかよろしくご協力くださいますようお願いいたします。

清掃のボランティア募集中です。

2014年05月20日 | 保養
整備を始めております。
5月22日と6月1日は9時から夕方まで、
都合の良いところで参加していただいて
清掃作業をお手伝いしていただきたいと存じます。

現地集合で場所は 
土浦市本郷1403-1です。下のアドレスは地図です。
https://www.google.co.jp/maps/place/%E8%8C%A8%E5%9F%8E%E7%9C%8C%E5%9C%9F%E6%B5%A6%E5%B8%82%E6%9C%AC%E9%83%B7%EF%BC%91%EF%BC%94%EF%BC%90%EF%BC%93%E2%88%92%EF%BC%91/@36.1534773,140.1786878,16z/data=!4m2!3m1!1s0x60220e04ac7fb849:0x85aa85ff68dce291?hl=ja

国道6号から南土田を千代田から元の新治方向にに向かって入って
県道53号をずーっと来ていただいて
三台塚という信号を右折してせまい集落の中の道を600メートルぐらい入ったところです。
信号のところには「やすらぎ」と言うドライブインがあります

今回の作業は廊下・建具や窓ガラス等を磨いていただく様な仕事が主になります。
ゴム手袋や古いタオルなどをお持ちいただけるとありがたいです。

もしご参加いただけるなら嬉しいです!

夏までに整備を終わらせたいと思っており、
8月半ばごろから子供たちをこちらに招待する予定です。

8月に近くなりましたら、詳しいことをまたご連絡させていただきます。

詳しいことなど質問があればご連絡ください。
どうぞよろしくお願い致します。


小張佐恵子
090-9108-0464

福島の子ども達の保養の場「ともいきの郷」の整備

2014年05月15日 | 保養
◆筑波山麓での保養
福島応援プロジェクトは2011年に発足。福島の子供たちを保養のために招待し、今までに4回のツアーを実行してまいりました。放射線量が高く外遊びもままならない、プールで遊ぶこともできない福島の子どもさんとお母さん計63名に茨城に来ていただき、その都度さまざまな催しを企画し、筑波山麓の自然を楽しんでもらいました。このプロジェクトにはたくさんの方々の暖かいお気持ちによるご寄付・ご協力を寄せていただき、実行することができました。真にありがたく、感謝しております

 福島県においては小児甲状腺癌や甲状腺嚢胞などの多発も伝えられ、様々な健康障害に不安を抱えている方が多く、保養の必要性が増してきていることを、ひしひしと感じさせられています。今までの保養プロジェクトは4泊5日、5泊6日程度のツアーでしたが、それでは余りに短いと痛感され、もっと長期の保養が必要だという認識を新たにさせられてきました。

しかし、これまでは公共の宿を利用して来たために、日程が自由に組めなかったり、その他様々な制約がありました。加えて、それらの宿泊施設は山の斜面にあるために、私たちシニアメンバーは体力の限界も感じていました。果たして今後もこのプロジェクトを続けていけるだろうか?と思う日もありました。

そんな2013年夏のツアーの際、参加された一人のお母さんに、「事故後時間がたち、無料で提供してくれる保養プロジェクトの機会はだんだん少なくなりました。私たちは、こうして忘れられていくのでしょうね」と言われギクッとしました。

◆新たな拠点を作る
そこで私たちは、土浦市本郷にある古民家を思いきって購入、受け入れの拠点「ともいきの郷」として整備することを決意しました。いずれはNPO法人化を目指し、今後とも継続的に福島の被災した方々の応援をしていこうと考えています。

敷地は740坪余で前庭が広々しており、家屋は平屋で65坪あるので、一度に相当数の子どもを受け入れることができます。また、保養プロジェクトとしてだけではなく、茨城県に避難されている方々が集う場所として、また福島から家族一緒に保養のため滞在したい、という方々の宿泊場所として活用することも可能かと存じます。

「ともいきの郷」の立地点の放射線量はゼロベクレルではないものの、山陰になっているため、0.09~0.15マイクロシーベルトと茨城県の中でも低い場所で、比較すればかなりに安全ですし、また福島から近いということがあり、果たせる役割は大きいと考えています。

◆カンパ、労力提供~何でも歓迎
とはいえ、水回りその他の改修などに必要な資金、食費や送迎のための交通費などの運営資金、人手など、まだまだ課題が山積しております。
 この事業に対してご理解をいただき、なにとぞご支援、ご協力下さいますようお願い申し上げます。

カンパ振込先
ゆうちょ 記号番号:00180-2-466753  
加入者名 福島応援プロジェクト


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福島応援プロジェクト茨城
代表 長田満江
〒305-0005つくば市天久保1-10-12-1-401 
TEL/FAX 029(856)2286
携帯090-7845-6599
osada3220@nifty.com                                 

事務局長  小張佐恵子
〒305-0004つくば市柴崎955-5花小路内ともいき舎 
TEL/FAX 029(869)9108
携帯 090-9108-0464
saekoobari@gmail.com                            

金子かずお(つくば市市議会議長)
〒305-0042つくば市下広岡450-29 
TEL 029-857-1154
携帯090-1057-3123

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「ともいきの郷」
 

新聞掲載記事(東京新聞 2014.4.30)


新聞掲載記事(常陽リビング 2014.5.10)