福島応援プロジェクト茨城

福島の子ども達の保養のために!原発をなくすために!避難者を支えるために!

福島の子ども達の保養の場「ともいきの郷」の整備

2014年05月15日 | 保養
◆筑波山麓での保養
福島応援プロジェクトは2011年に発足。福島の子供たちを保養のために招待し、今までに4回のツアーを実行してまいりました。放射線量が高く外遊びもままならない、プールで遊ぶこともできない福島の子どもさんとお母さん計63名に茨城に来ていただき、その都度さまざまな催しを企画し、筑波山麓の自然を楽しんでもらいました。このプロジェクトにはたくさんの方々の暖かいお気持ちによるご寄付・ご協力を寄せていただき、実行することができました。真にありがたく、感謝しております

 福島県においては小児甲状腺癌や甲状腺嚢胞などの多発も伝えられ、様々な健康障害に不安を抱えている方が多く、保養の必要性が増してきていることを、ひしひしと感じさせられています。今までの保養プロジェクトは4泊5日、5泊6日程度のツアーでしたが、それでは余りに短いと痛感され、もっと長期の保養が必要だという認識を新たにさせられてきました。

しかし、これまでは公共の宿を利用して来たために、日程が自由に組めなかったり、その他様々な制約がありました。加えて、それらの宿泊施設は山の斜面にあるために、私たちシニアメンバーは体力の限界も感じていました。果たして今後もこのプロジェクトを続けていけるだろうか?と思う日もありました。

そんな2013年夏のツアーの際、参加された一人のお母さんに、「事故後時間がたち、無料で提供してくれる保養プロジェクトの機会はだんだん少なくなりました。私たちは、こうして忘れられていくのでしょうね」と言われギクッとしました。

◆新たな拠点を作る
そこで私たちは、土浦市本郷にある古民家を思いきって購入、受け入れの拠点「ともいきの郷」として整備することを決意しました。いずれはNPO法人化を目指し、今後とも継続的に福島の被災した方々の応援をしていこうと考えています。

敷地は740坪余で前庭が広々しており、家屋は平屋で65坪あるので、一度に相当数の子どもを受け入れることができます。また、保養プロジェクトとしてだけではなく、茨城県に避難されている方々が集う場所として、また福島から家族一緒に保養のため滞在したい、という方々の宿泊場所として活用することも可能かと存じます。

「ともいきの郷」の立地点の放射線量はゼロベクレルではないものの、山陰になっているため、0.09~0.15マイクロシーベルトと茨城県の中でも低い場所で、比較すればかなりに安全ですし、また福島から近いということがあり、果たせる役割は大きいと考えています。

◆カンパ、労力提供~何でも歓迎
とはいえ、水回りその他の改修などに必要な資金、食費や送迎のための交通費などの運営資金、人手など、まだまだ課題が山積しております。
 この事業に対してご理解をいただき、なにとぞご支援、ご協力下さいますようお願い申し上げます。

カンパ振込先
ゆうちょ 記号番号:00180-2-466753  
加入者名 福島応援プロジェクト


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福島応援プロジェクト茨城
代表 長田満江
〒305-0005つくば市天久保1-10-12-1-401 
TEL/FAX 029(856)2286
携帯090-7845-6599
osada3220@nifty.com                                 

事務局長  小張佐恵子
〒305-0004つくば市柴崎955-5花小路内ともいき舎 
TEL/FAX 029(869)9108
携帯 090-9108-0464
saekoobari@gmail.com                            

金子かずお(つくば市市議会議長)
〒305-0042つくば市下広岡450-29 
TEL 029-857-1154
携帯090-1057-3123

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「ともいきの郷」
 

新聞掲載記事(東京新聞 2014.4.30)


新聞掲載記事(常陽リビング 2014.5.10)