福島応援プロジェクト茨城

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シンポジウム開催、 松田文夫氏講演と井戸謙一弁護士との対談

2021年02月07日 | 保養
脱被ばく実現ネット主催のシンポジウムが昨日、開催され、
松田文夫氏の短い講演と井戸謙一弁護士との対談がありました。
3.1判決せまる「子ども脱被ばく裁判」での放射能被ばくの現状と山下俊一尋問の再現もあります。
日時: 2月6日(土)14:00~16:30(開場13:30)
場所:アカデミー茗台1Fホール(文京区)
詳しくはブログをご覧下さい。https://fukusima-sokai.blogspot.com/

OurPlanetTVからのライブ配信があり、こちらのURLで以後も視聴いただけます。
https://www.youtube.com/watch?v=AfTEmUAJzf8

原子力災害時の避難時には、避難者に対するスクリーニングに際して13,000cpm以上の体表面汚染がある場合は簡易除染をした後、甲状腺のさらなる検査をすることになっていたのです。けれども、福島では基準が10万cpmに引き上げられ、10万cpm以上の 汚染があっても、 衣類を廃棄するようにビニール袋を渡しただけで、名前も記録も残されなかったことを、関西へ避難した菅野みずえさんが 証言しておられます。 FOEージャパンの「福島ミエルカプロジェクト」で視聴できます。
https://www.youtube.com/watch?v=_CztCKtlTag&fbclid=IwAR3e9Q3Yn7T505te3nhMN-2DHDfTt1Gt2VcAQqILMObdBeCDChhDSNHjpTs

この数字の捉え方についても、井戸弁護士さんが 詳しく解説してくださっていますので、 ライブ映像をご覧になれなかった方は、ぜひアーカイブをご覧になってください。

アーカイブを見ていただくと、松田さんのご指摘されている20ミリシーベルトの問題が、福島の問題に限定されるものではなく、原発事故が起きたときの、 避難の問題に大きく関わってくることが理解できると思います。

以下は 松田さんのスライド3ページの記述です。
1. 緊急時被ばく状況の下限が撤廃され、20mSvの根拠がなくなった
➡裁判に利用価値あり
2. 「しきい値を持たない」が明記されていない
3. 現存被ばく状況の長期目標値(1mSv)が明記されていない
4. 福島事故の経緯が誤認されている
5. 甲状腺がんの調査範囲と原因が誤認されている











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