夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

源内焼その11 三彩寿老紋様陽刻四方皿

2011-06-10 05:57:11 | 陶磁器
本日はひさしぶりにまともな時間にて帰宅できましたが、明日は出張で一泊のためブログは休稿となります。

しばらく絵が続きましたので、本日は陶磁器を投稿します。

源内焼その11 三彩寿老紋様陽刻四方皿
縦220*横220*高さ30*高台160 合箱



本作品と同じ作品が五島美術館の「源内焼」という展覧会を開催した時に作成された刊行本に掲載されています(作品番号30、73、74)。




刻印されている銘印は「皥々斉」(皥々斉は脇田舜民のこと)、「舜民」の各印であり、明治の作によく使われる「鳩渓」は源内をさしますが、本作品は「舜民」の印があることから、源内の指導を受けた脇田舜民の作と思われ、江戸期の作です。掲載されている作品よりもできのいい作品です。




寿老人がとても可愛いです。



他の掲載作品と違うのは足がないので「鉢」の分類ではなく「皿」の分類になるようです。





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2 コメント

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寿老人 (夜噺骨董談義)
2011-06-11 18:21:41
品格の高い源内焼のわりにはユニークな作品ですね。

桜? いま少しのちのこと・・・。

お? 今日は私の誕生日
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源内焼きを (のぼう)
2011-06-10 22:03:51
拝見した途端にサンタクロースかと一瞬とまどいました。
それにしても寿老人は赤子のような無邪気なお顔。
ところで桜は咲いたのでしょうか?
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