
縁があって、中尾哲彰作の天目茶碗を入手しました。本作品でブログに投稿する「中尾哲彰」の作品は三作品目となります。
この釉薬の評価は時代を経て必ずや評価が高まるものと確信しています。
天目茶碗・・・、私にとっては漬物入れにしかならないのですが・・・
他の中尾哲彰さんの本ブログ掲載の作品もあわせて鑑賞してみてください。
(冬)銀河天目茶碗 中尾哲彰作
共箱 共布
口径123*高台径40*高さ60

見込みの釉薬は面白い。中心部は暗黒・・。

陶磁器の一番の楽しみはその釉薬の変化にありますが、そのことをもう一度認識させてくれる作品です。

釉薬の変化はいやらしさがあっても幻滅なものですが、天目という品格を求められる器に良くマッチしています。

まるで雪か氷の結晶のようですね。

外側の釉薬が垂れていますが、高台の寸前で止まっています。

この寸前で止まっていることが景色に面白さを与えています。高台下、畳に触れる部分(天目茶碗には畳に触れることはない?)までかかると一応は失敗作となります。

形に変化の無い天目茶碗ゆえ外の景色は七変化がよいとされます。

ここでも釉薬の垂れが面白みを増幅させています。

釉薬の下端が釉薬が溜り、温かみを醸し出しています。

天目茶碗に要求されるのは品の高さです。

この釉薬と天目というもがこれほどマッチングしているのは驚きです。

箱は共箱、共布付です。


この釉薬の総称を銀河釉、そして本作品のような白い発色を冬銀河釉と呼んでいるようですが、まるで氷のようですのです。

氷・・、氷や雪の結晶のよう・・。

遠州流では好んで中尾哲彰氏の作品を使われるようです。
この釉薬の評価は時代を経て必ずや評価が高まるものと確信しています。
天目茶碗・・・、私にとっては漬物入れにしかならないのですが・・・

他の中尾哲彰さんの本ブログ掲載の作品もあわせて鑑賞してみてください。
(冬)銀河天目茶碗 中尾哲彰作
共箱 共布
口径123*高台径40*高さ60

見込みの釉薬は面白い。中心部は暗黒・・。

陶磁器の一番の楽しみはその釉薬の変化にありますが、そのことをもう一度認識させてくれる作品です。

釉薬の変化はいやらしさがあっても幻滅なものですが、天目という品格を求められる器に良くマッチしています。

まるで雪か氷の結晶のようですね。

外側の釉薬が垂れていますが、高台の寸前で止まっています。

この寸前で止まっていることが景色に面白さを与えています。高台下、畳に触れる部分(天目茶碗には畳に触れることはない?)までかかると一応は失敗作となります。

形に変化の無い天目茶碗ゆえ外の景色は七変化がよいとされます。

ここでも釉薬の垂れが面白みを増幅させています。

釉薬の下端が釉薬が溜り、温かみを醸し出しています。

天目茶碗に要求されるのは品の高さです。

この釉薬と天目というもがこれほどマッチングしているのは驚きです。

箱は共箱、共布付です。


この釉薬の総称を銀河釉、そして本作品のような白い発色を冬銀河釉と呼んでいるようですが、まるで氷のようですのです。

氷・・、氷や雪の結晶のよう・・。

遠州流では好んで中尾哲彰氏の作品を使われるようです。