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夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

輪島塗

2014-08-28 05:19:03 | 漆器
津軽塗と一緒に母が梱包していた「津軽塗碗 修理」と掛かれた札のある箱を開けるとそこにも御揃いの器がありました。探すととも20客揃いのようです。

口縁の漆が剥がれているものを補修しようと母は考えていたようです。



なんの変哲もない器ですが、大事にしておきたいものです。



漆の器の収納箱を開けていくと家紋入の収納箱が出てきました。珍しい家紋です。



獏を描いた飾り板もありました。



どうやって使うのかな??



銀吹きの蓋付碗も揃いでありました。



だいぶ漆が痩せてきており銀が剥離する寸前です。この修理は難しいらしいです。



蓋には福寿草??、蕗の薹??の高蒔絵・・。



何気ない流水紋様の吸い物用の蓋付碗のセット・・。



蓋を開けると京都の景色の高蒔絵。



蓋の絵柄は揃いが皆違うものです。



こういうものを日常使っていたということはなんと粋な日本文化なのでしょうと改めて感動します。



漆絵師も絵の修業をしていたとのこです。



古い根来塗の漆器と向き合っていると半日は至福の時が過ごせるという御仁もいます。木のぬくもりが内部に秘められた漆器、朱や黒の漆を見つけているとその均一さに驚きを感じ得ません。揃いである漆器たちを整理していると時の経つのを忘れてしまうのは私だけではないように思われます。

今回は撮影できなかった盆、膳、重箱累の輪島塗・・、あらためて見直す必要がありそうです。










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