goo blog サービス終了のお知らせ 

夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

食卓テーブルの上

2010-09-13 07:49:33 | 陶磁器
街 岩田藤七作
共箱
幅105*奥行100*高さ530

食卓テーブルや居間の窓台の上を行き来して飾られている本作品・・・。

 


朝の光や夕陽を浴びて綺麗なガラス作品なのですが、いまいちほめてくれる御仁はいません。




近年の購入品の中で私にとってはかなり高価でしたが・・・・

街という題名からビルを象徴しているような作品です。

箱書きからも量産品ではなく、作家の力作と思われます。

一見華やかさを持たせながら、都会の寂しさ、孤独が感じられる作品でるからあまり人気がないのかもしれません。しかしながら、虚飾の上に華やかさだけの作品が多い中で、私は本作品を気に入っています。

そろそろ、ほかの作品に模様替えかな・・・・






岩田 藤七:(いわた とうしち、1893年3月12日~1980年8月23日)は、ガラス工芸家。

東京・日本橋生まれ。岩田久利は子。岩田糸子は久利の妻、イワタルリは孫。

1911年白馬会で岡田三郎助に師事、洋画を学び、1918年東京美術学校金工科、23年西洋画科卒業、今村繁三に吹きガラスを学んで、ガラス工芸に転進。1930年岩城硝子を退社、37年パリ万国工芸展で銀賞。東京都葛飾区堀切に1944年岩田硝子製作所を設立(後の岩田ガラス工芸)。そこから帝展、日展等に作品を出品。ガラスを芸術として見たガラスアート・ガラス工芸の地位向上に尽力した。

海外での作品展なども行い、米メトロポリタン美術館にも所蔵されるなど日本におけるガラス作家の先駆的として知られる。

1950年日展運営会参事、54年常任理事、日本芸術院会員。58年日展顧問、66年日本工芸会理事、69年毎日芸術賞受賞、1970年文化功労者。







最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
洒落た作品 (米吉)
2010-09-14 04:25:48
アールヌーボーを感じさせる、都会的センスを街と題名したのでしょうか。今までのコレクションの中でも異質の光を放つ、何とも表現のしようのない存在感のある作品ですね!
しかしながら、次から次とよくもまァあるものですね!

ブログをご覧の皆さーん!ドシドシコメント、感想を!お待ちしてまーす!
返信する
感想 (夜噺骨董談義 )
2010-09-14 06:47:35
米吉さん、コメントをいつもありがとうございます。
骨董はなかなか特殊な世界で、コメントは難しいのでしょうね。

特に小生の収集品はガラクタ揃いですので・・・

ま~、会社勤めのわりにはよく集めたと思います。譲って頂いたり、廉価で入手できたものが多いのですが
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。