
我が家は拝む神様がたくさんいます。一般的な神棚、庚申様の台所の神棚、大黒・恵比寿様のふたつの神棚、そして応接には天神様・・・。今年は上に富嶽の欄間額の作品を飾りました。

男の隠れ家から探し出してきた祝膳、源内焼の蝋燭立て、波斯風の榊入れ、伊万里の油壷などお供えする器もまた骨董品がいいでしょう。少しずつ特色のあるものにしていくのも楽しいものです。
展示室には平櫛田中作の大黒天の神棚があります。こちらは琉球の榊入れ・・。

市川鉄琅の福の神、加納鉄哉の恵比寿・大黒の面の神棚もあります。こちらは伊万里の瑠璃の徳利、明末呉須青絵の榊入れ・・、普通の市販品であは神様もつまらないでしょう。

他にも二宮尊徳像、利休像、弁財天、毘沙門天・・・・、骨董蒐集は崇める神が増えるということか・・・・
本日の作品は応接の天神様の上に飾った欄間額の作品の紹介です。
富士山の図 平福百穂筆 昭和初期頃
絹本水墨淡彩欄間額装 誂タトウ+黄袋
全体サイズ:縦480*横1390 画サイズ:縦380*横1170

真作ならば、落款と印章から大正末期から昭和初期にかけて描かれた作品ではないかと推測されます。

印章は最も判別が難しい印章が押印されています。「難しい印章」と称する由縁は贋作に多く用いられている印章でもあり、また真作でも印影が違う場合が存在している可能性があるからです。
*右が本作品の落款と印章で左が図集に掲載されている「清江」1931年(昭和6年)作の作品に記されている落款と印章です。若干の違いがあるので「ほぼ一致」というところ、・・・・真贋の断定には不十分ですね。

富士山を描いた平福百穂の作品は少なく、下記の2点「富士山の図」が東京近代美術館に所蔵されています。

上記の両作品はほぼ同サイズです。(左:横535*縦765 右:横535*縦725)
ともかく人の眼につくもの、人の手につくところに飾るものとしては神棚と言わず適度な作品が一番都合の良いものです。なくなっても、破損しも大した被害が及ばないものがいいということでしょう

男の隠れ家から探し出してきた祝膳、源内焼の蝋燭立て、波斯風の榊入れ、伊万里の油壷などお供えする器もまた骨董品がいいでしょう。少しずつ特色のあるものにしていくのも楽しいものです。
展示室には平櫛田中作の大黒天の神棚があります。こちらは琉球の榊入れ・・。

市川鉄琅の福の神、加納鉄哉の恵比寿・大黒の面の神棚もあります。こちらは伊万里の瑠璃の徳利、明末呉須青絵の榊入れ・・、普通の市販品であは神様もつまらないでしょう。

他にも二宮尊徳像、利休像、弁財天、毘沙門天・・・・、骨董蒐集は崇める神が増えるということか・・・・

本日の作品は応接の天神様の上に飾った欄間額の作品の紹介です。
富士山の図 平福百穂筆 昭和初期頃
絹本水墨淡彩欄間額装 誂タトウ+黄袋
全体サイズ:縦480*横1390 画サイズ:縦380*横1170

真作ならば、落款と印章から大正末期から昭和初期にかけて描かれた作品ではないかと推測されます。

印章は最も判別が難しい印章が押印されています。「難しい印章」と称する由縁は贋作に多く用いられている印章でもあり、また真作でも印影が違う場合が存在している可能性があるからです。
*右が本作品の落款と印章で左が図集に掲載されている「清江」1931年(昭和6年)作の作品に記されている落款と印章です。若干の違いがあるので「ほぼ一致」というところ、・・・・真贋の断定には不十分ですね。


富士山を描いた平福百穂の作品は少なく、下記の2点「富士山の図」が東京近代美術館に所蔵されています。


上記の両作品はほぼ同サイズです。(左:横535*縦765 右:横535*縦725)
ともかく人の眼につくもの、人の手につくところに飾るものとしては神棚と言わず適度な作品が一番都合の良いものです。なくなっても、破損しも大した被害が及ばないものがいいということでしょう
