
連休中は大館市に帰省し、「還暦を祝う会」なる市内の中学校合同開催による集まりに出席・・。
さて何気なく「なんでも鑑定団」の過去のデータを見ていたら、狩野栄信の細密画が出品されている記録を観ました。とても高い評価額にびっくりしましたが、その出来のよさもまた驚くべきものでした。本ブログに最近投稿した作品は大和絵の表現なので基本的に絵の筋が違うものですが、思わず「ん~」と腕組みをしてしまいました。
贋作がほとんどない作品群に作者不詳の作品があります。蒐集対象としてはなんでもいいということではなく、それなりに時代があって、趣のあるもので、時代の割には状態がいいものという条件がつきます。
以外と私は好きで集めていますが、最近投稿した作品の中では下記の二作品です。
琴高仙人図 唐絵絹本着色絹装額タトウ入
画サイズ:縦390*横540
古画 布袋図
紙本水墨額装 画サイズ:横225*縦440
印章が押印されたのみの作品を出来の良さに惹かれて購入し、後日調べてみたら帆足杏雨の小品であったこともありました。なにがどうなるのかわからないのが骨董収集の世界ですが、いいことはそうそうあるものではなく、悪いことにならないように無銘の出来の良い作品をお勧めします。
本日は勇ましい作品です。意外と高い買い物でした。
古画 騎馬武将図 作者不詳
紙本着色軸装 軸先象牙 合塗箱入
全体サイズ:縦1178*横406 画サイズ:縦321*横296

むろん作者も製作年代もわかりませんが、おそらく江戸期前期はあろうかと思われる作品です。

騎馬の武将の顔の表情がいいですね。

馬の描き方も簡略化されて近代的です。

今年の干支の午・・、ということで茶掛けなどに・・。

最近ではこのような出来の良い古画が本当に入手しづらいようです。

全てが新しい好きの現代、このような古画に高い価値を感じる感性があるのかどうかが不安です。
さて何気なく「なんでも鑑定団」の過去のデータを見ていたら、狩野栄信の細密画が出品されている記録を観ました。とても高い評価額にびっくりしましたが、その出来のよさもまた驚くべきものでした。本ブログに最近投稿した作品は大和絵の表現なので基本的に絵の筋が違うものですが、思わず「ん~」と腕組みをしてしまいました。
贋作がほとんどない作品群に作者不詳の作品があります。蒐集対象としてはなんでもいいということではなく、それなりに時代があって、趣のあるもので、時代の割には状態がいいものという条件がつきます。
以外と私は好きで集めていますが、最近投稿した作品の中では下記の二作品です。
琴高仙人図 唐絵絹本着色絹装額タトウ入
画サイズ:縦390*横540
古画 布袋図
紙本水墨額装 画サイズ:横225*縦440
印章が押印されたのみの作品を出来の良さに惹かれて購入し、後日調べてみたら帆足杏雨の小品であったこともありました。なにがどうなるのかわからないのが骨董収集の世界ですが、いいことはそうそうあるものではなく、悪いことにならないように無銘の出来の良い作品をお勧めします。
本日は勇ましい作品です。意外と高い買い物でした。
古画 騎馬武将図 作者不詳
紙本着色軸装 軸先象牙 合塗箱入
全体サイズ:縦1178*横406 画サイズ:縦321*横296

むろん作者も製作年代もわかりませんが、おそらく江戸期前期はあろうかと思われる作品です。

騎馬の武将の顔の表情がいいですね。

馬の描き方も簡略化されて近代的です。

今年の干支の午・・、ということで茶掛けなどに・・。

最近ではこのような出来の良い古画が本当に入手しづらいようです。

全てが新しい好きの現代、このような古画に高い価値を感じる感性があるのかどうかが不安です。
この頃までの絵には未だ室町の雰囲気が色濃く残っていて、いいですね。
私は軽みの江戸よりも、しっくりと重みのある文字通りに「色濃い」室町的なものが好きで、それらを少々集めているのですが、
仰るように最近は良いものをなかなか簡単には手にしづらくなりました。
私の名の「minchou」もかって「明兆」真筆の優品を入手してから、この絵師をかなり詳しく調べたことに寄るものですが、
明兆についてはその良さがまだ正当に理解されてないきらいもあり、忘れられてる感がありますので、
この場をお借りして勝手に宣伝させて頂きます。悪しからず(笑)。 ではまた。
是非、一度見せていただきたいものです。
古画はいいですね、本当のいい古画は入手しづらくなりました。
「古画の展覧会」という企画も面白いかもしれませんね。