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夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

定窯白磁劃蓮弁紋小皿

2013-01-25 05:22:35 | 陶磁器
三連休の初日は初釜を催すとのことで家内と連れ立って(連れられて)先生のお宅へ・・。



先生のだんなさまの美味しいお料理をいただきながら、濃茶とお薄・・、本格的なお茶会席となりました。



おかげさまで愉しいひと時を過ごすことができました。ほろ酔い気分で帰宅・・。準備がさぞ大変だったろうと先生ご夫婦には感謝です。

本日は付け足しのような作品の記事になりました。

定窯白磁劃蓮弁紋小皿
口径98*高台径30*高さ20



定窯の特色としては、何回か説明していますように、逆さまに焼成する伏せ焼き技法を採用した為、口縁に釉薬がのらない作品が多くあります。

そのため器の縁部分は、補強も兼ねて金、銀、銅などの覆輪、が嵌められていることが多いですが、覆輪のないものも当然多くさります。

なぜこのような伏せ焼きの技法を用いるかと言いますと、窯内の空間を最大限に利用することで燃料を節約し、また器の変形を防ぐことでコスト削減と生産性の向上のためらしいです。

定窯はアイボリーホワイトの釉薬が多く、また流麗な片切彫りで蓮などを描いていることが多いとのこと。



同じような作品は前にも投稿しています。はてさていつ頃作品やら・・。

これだけ綺麗な作品はなかなかないような気がします。写しにしても菓子小皿や醤油皿などのはもってこいです。ちょっと腰折れの器形も味があります。



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