夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

雲龍紋様四方盤 伝南京赤絵

2013-12-26 04:21:25 | 陶磁器
さて今年も大詰めとなりました。私生活でも大詰め・・。家内は本日から再々入院となります。
何事も平穏無事を祈るばかりです。

本日は少し小さめの各皿です。南京赤絵というのですが、日本製かもしれません。

雲龍紋様四方盤 伝南京赤絵
合箱
幅160*奥行160*高さ388



実にのびやかなる龍の描き方です。



色絵ものびやかです。



裏面の高台内にはなにも銘はありません。少し厚め胎土と釉薬です。



色は少し青味がかった白釉薬です。虫喰はありません。清朝初期の南京赤絵か、京都あたりの製作か・???



全体に傷もあり、年代はありそうです。日本製の赤絵はどこか窮屈な描かれ方ですが、本作品はユーモラスでのびやかなところがいいですね。


龍の紋様は下記の作品もありますが、いったいどこの産地の作品やら??  仙台の骨董市で購入したように記憶しています。

こちらの作品は虫喰いもあります。


呉州赤絵龍紋様手持鉢
箱入 142*142*高さ94

先日のNHKの「壷の美?」とかいう番組で飯茶話の特集をしていましたが、坂本竜馬愛蔵の飯茶碗は染付の龍の紋様でした。
おそらく有田方面?? 割れた茶碗を直して使用していましたとのこと

次回は呉須赤絵の特集。



さて、生まれ来るもの・・・、龍の子か。




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