今週のなんでも鑑定団に美輪明宏さん画出演し、木下孝則が描いた美輪明宏さんの肖像画3点が出品されていました。木下孝則の作品は本ブログにも何度か投稿していましたので興味深く拝見しました。
評は「木下孝則は女性を描き続けた、それも自分が見初めた、美しいと思ったものを描く意欲がたいへん深い。良い意味で筆の止めどころを知っているセンスを持った作家。例えば腰掛けている作品の背景は明るめのグレーや白というトーンですーっとなんのためらいもなく描いている。リズミカルで軽快な筆遣い。良く特徴が出ている。また、対象の中で気に入った細部を見出す。目が行ったのは手の綺麗さ、動き。」だそうです。ちなみに評価金額は300万円でした。
男の隠れ家には母が寝室として使っていた部屋にあるベットの脇にながらく木下孝則の作品を飾ってあります。
父か祖父が入手した作品ですが、小生が父から譲り受けた作品のひとつです。
日動画廊での個展からの入手と聞いていますが、定かではありません。当方のお気に入りの作品のひとつで、なかなか他の作品に架け替えるのを躊躇っています。北国で薪ストーブの脇で着替えることは良くありますので、どこかで見たような気のする景色・・・
さて、本日は父や祖父が入手したことのある野間仁根の作品についてです。
野間仁根の大作が一時期家にあったそうですが、お世話になった方の新築祝いに祖父が贈呈したそうです。薔薇を描いた作品ではなくメルヘンチックな作品で、後日、その家でその作品を観た時に贈呈した時の経緯を母から説明を受けました。交換した際に福沢一郎の作品を父が祖父から戴いたそうです。
家で見かけた「お世話になった方」(小生の仲人をされた方)が実家を訪問した際に所望されたのでしょう。小生からすると惜しかったな~と思いますが、これもすべて縁・・・
そのような縁から機会があったら野間仁根の作品を欲しいと思っていましたら、ろくに確かめず下記の作品を入手してしまいました。
薔薇 その2 野間仁根画
油彩額装 裏書あり
画サイズ:F4号
野間仁根の作品にはローマ字の部分で「noma hitome」以外に「noma jinkon」と記されていたり、「jinkon」のみと記されている作品があります。
これは野間仁根の「仁根(ひとね)」の読み方を「じんこん」としてサインしていたようです。「仁根」「NomaHitone」「Jinkon」など複数のサインを用いています。また「野間」をもじって「呑間」も使っていたとか?
さて、調べるうちにほぼ同じ構図の作品(下記の作品)が存在することは判明しました。
本作品は模写? よく見ると少なくても複製画に着色して贋作としたものでは本作品「薔薇 その2」はなさそうです。購入先も少なくても複製画に筆を入れた作品ではないとの説明でした。
参考となるのが当方で前から所蔵する真作の作品「薔薇 その1」です。以前に入手したいた作品ですが、こちらは真作と判断しています。
薔薇 その1 野間仁根画
油彩額装共シールタトウ入
画サイズ:縦218*横150 SM
こちらはタッチも勢いよく、出来のいい作品です。同図の薔薇を題材にした作品は数多くあり「薔薇 その2」を一概に贋作と決め込むのは早計かもしません。
サインは時代によって多少変化しているようです。「薔薇 その1」は最盛期の頃? 「薔薇 その2」に参考となりそうなサインを真作から探してみました。
さ~て、また真贋の森に彷徨って迷いこんでしまったようですが、作品「薔薇 その2」そのものは明るくて好きな絵です。
評は「木下孝則は女性を描き続けた、それも自分が見初めた、美しいと思ったものを描く意欲がたいへん深い。良い意味で筆の止めどころを知っているセンスを持った作家。例えば腰掛けている作品の背景は明るめのグレーや白というトーンですーっとなんのためらいもなく描いている。リズミカルで軽快な筆遣い。良く特徴が出ている。また、対象の中で気に入った細部を見出す。目が行ったのは手の綺麗さ、動き。」だそうです。ちなみに評価金額は300万円でした。
男の隠れ家には母が寝室として使っていた部屋にあるベットの脇にながらく木下孝則の作品を飾ってあります。
父か祖父が入手した作品ですが、小生が父から譲り受けた作品のひとつです。
日動画廊での個展からの入手と聞いていますが、定かではありません。当方のお気に入りの作品のひとつで、なかなか他の作品に架け替えるのを躊躇っています。北国で薪ストーブの脇で着替えることは良くありますので、どこかで見たような気のする景色・・・
さて、本日は父や祖父が入手したことのある野間仁根の作品についてです。
野間仁根の大作が一時期家にあったそうですが、お世話になった方の新築祝いに祖父が贈呈したそうです。薔薇を描いた作品ではなくメルヘンチックな作品で、後日、その家でその作品を観た時に贈呈した時の経緯を母から説明を受けました。交換した際に福沢一郎の作品を父が祖父から戴いたそうです。
家で見かけた「お世話になった方」(小生の仲人をされた方)が実家を訪問した際に所望されたのでしょう。小生からすると惜しかったな~と思いますが、これもすべて縁・・・
そのような縁から機会があったら野間仁根の作品を欲しいと思っていましたら、ろくに確かめず下記の作品を入手してしまいました。
薔薇 その2 野間仁根画
油彩額装 裏書あり
画サイズ:F4号
野間仁根の作品にはローマ字の部分で「noma hitome」以外に「noma jinkon」と記されていたり、「jinkon」のみと記されている作品があります。
これは野間仁根の「仁根(ひとね)」の読み方を「じんこん」としてサインしていたようです。「仁根」「NomaHitone」「Jinkon」など複数のサインを用いています。また「野間」をもじって「呑間」も使っていたとか?
さて、調べるうちにほぼ同じ構図の作品(下記の作品)が存在することは判明しました。
本作品は模写? よく見ると少なくても複製画に着色して贋作としたものでは本作品「薔薇 その2」はなさそうです。購入先も少なくても複製画に筆を入れた作品ではないとの説明でした。
参考となるのが当方で前から所蔵する真作の作品「薔薇 その1」です。以前に入手したいた作品ですが、こちらは真作と判断しています。
薔薇 その1 野間仁根画
油彩額装共シールタトウ入
画サイズ:縦218*横150 SM
こちらはタッチも勢いよく、出来のいい作品です。同図の薔薇を題材にした作品は数多くあり「薔薇 その2」を一概に贋作と決め込むのは早計かもしません。
サインは時代によって多少変化しているようです。「薔薇 その1」は最盛期の頃? 「薔薇 その2」に参考となりそうなサインを真作から探してみました。
さ~て、また真贋の森に彷徨って迷いこんでしまったようですが、作品「薔薇 その2」そのものは明るくて好きな絵です。