黄菖蒲の新芽が出ていたのだが、一部荒らされているものがあった。(写真は今日撮影したもの)よく見るとソウギョの噛み跡らしきものが…。何ヶ所か葉にスリットのように線が入ってそこから折れているのが分かると思う。
ちょっと食べてみて口に合わなかったのか…?主食として食べていたであろうオオカナダモはもう残っていないと思われ、ソウギョが食べるものを探し回っているのかもしれない。
葦と蓮の新芽はもう少し待つ必要がある。
ポツポツ浮いている緑色のやつ。雄蛇ヶ池で見かけるイチョウウキゴケ(銀杏浮苔)。浮遊物(枯れた植物)に混じって水面を覆っている。
昔は田んぼでよく見たし珍しいものとは思っていなかったが、今やレッドデータブック(環境省:絶滅危惧I類)に記載されているようだ。
雄蛇ヶ池にこの看板が出てからすでに2年以上が経過した。
仮に、このとき放流されたソウギョ約300匹のうち2/3が死んだとしよう。だとしても、今や70~80cmぐらいになったであろうソウギョが、100匹も存在することになる。
ソウギョが1m程度まで成長するとすれば、ソウギョの食欲のピークはまだきていないと思われ、今後が危惧される。
雄蛇ヶ池の水に浮いているこれは、たぶんオオユスリカがハッチした後の抜け殻。白っぽく見えている部分が破けて成虫が抜け出したとこ。普通のユスリカの抜け殻が水面に浮いていてもわりと気づかないと思うが、これはデカイので成虫を見ずともハッチしていることに気づく。春先、オオユスリカがハッチしだすのは他のユスリカよりも遅め。(きちんと観測したわけではない)そのころになるとギルのボイルも増える感じかなと。
蓮が枯れて花托が茎から千切れ落ちると、それはスポンジみたいにスカスカになってて水に浮く。こうして種が落ちる側が下になってぷかぷかと浮いて流されていき、遠いところに種が落ちるのだろう。よくできてますな。
雄蛇ヶ池にいるユスリカの中で一番でかい種類かも…と思って調べたら、これはオオユスリカという日本最大のユスリカだった。ハッチしたてで水に浮いてるやつを捕まえたのだが、体長は1cm以上あって、拡大するとキモイ。これは雌で体が太いが、雄は細めでもっと蚊っぽい感じだ。雄蛇ヶ池には何種類かのユスリカがいるが、これは大きいのですぐにわかる。幼虫とサナギも含め、ギルの大好物であることは間違いないだろう。
雄蛇ヶ池でみつけた、蓮の種を何者かが食べたと思われる跡。写真中央やや下に写っている花托がほじくられたような状態で、中の種が一つも残っていない。近くにこの状態のものが他にもあった。
犯人は…? 鳥? 鳥がつついてこんな風になるとは思えない…。亀? 亀が種を食うかどうか…。魚? 魚がこんな食べ方をするのは無理でしょ…。人間? 人間だったら花托ごと取るでしょ…。 謎だ…。 知ってる人いますか?^^;
まだ若い蓮の花托。ユニークというか、なんともいえない物体。中の種はピーナツぐらいの大きさで熟すと食べられる。薬膳中華料理でも使われる食材なんだと。
雄蛇ヶ池で、5~6人のおばちゃんたちが、浮いている枯れた花托を一生懸命拾っているのにでくわしたことがある。なぜかと聞いたら、やはり、中の種を取って食べるんだと。
雄蛇ヶ池で見つけたカエルの卵。草が生えてるようなドシャロー、まだ生みたてなのか泡だっている。写真上の奥のほうまで卵だらけでかなりの量だ。もし、大量に生み付けられた場所を見つけたら、バスがオタマジャクシを喰いにくるから要チェック。