夏頃に雄蛇ヶ池で撮影したガガブタの花。大きさは爪ぐらい。ガガブタは絶滅危惧Ⅱ類(環境省)。
今年は雄蛇ヶ池の蓮群落の大部分がソウギョにやられてしまった。その蓮群落の内側にあったガガブタの群落は、ソウギョのせいなのかエレキでかき回されたためなのか分からないがバラバラに千切れて浮いているところがあちこちで見られた。
写真のガガブタも茎が千切れて岸際に打ち寄せられたもの。しかしながら、ガガブタは葉の元あたりから根がでているためか、茎が千切れてばらばらになっても平気なようである。
昨夜の雨をたくわえ、水位はほぼ満水のマイナス10cmまで増えていた。松田ヤツのこのあたりはほとんど枯れ蓮が水面に見えない。ほかのワンドも水面にでている枯れ蓮はほとんどなくなっているようだ。
水質はステイン、雨で少し濁りがでている。オカッパリから見る限りアオコはすっかり姿を消した。
池はすっかり冬モード。バイブレーションのバイトも遠くなった。
雄蛇ヶ池で釣りをしているときに、森の中に響くコンコンコン…コンコンコン…というキツツキの音に気づいた人もいるでしょう。小型のタイプでちょこまかと移動するのでよく見てないとわからないかもしれません。
写真の杉にはキツツキが空けたと思われる穴がたくさんあります。(写真は2008年夏撮影)
写真で水深40~50cmぐらいの水底がよく見えているように、場所によってはシャローの透明度はかなり改善した。ここまで水温が下がれば改善してあたりまえといえるのかもしれないが。ただしアオコはきえたわけではなく残っている。水位はマイナス30cm強。
梅雨明けの頃に雄蛇ヶ池でみつけた発芽したヒシの種。
ヒシの種はなんど見ても変な形。いったいどこから芽が出るのかなと思っていたが、なるほどそこねって感じ。
言うまでもないと思いますが、今年の夏、ヒシモはほぼ全滅でした。芽が出てもすぐに喰われたようです。