写真は夏。ウィードばりばりの雄蛇ヶ池。過去の姿である。現状の池はどうかというと、季節は春だが、ボトムはつるつるで枯れウィードのかけらもなさそうだ。
ウィードがなくなったことで釣りやすくなったという声があるだろう。
ウィードがなくなったことでボートが移動しやすくなったという声があるだろう。
そうかもしれない。
でも、バスの目線から見たらどうか?(デカバスの数が多いのに水深が浅い皿池だということを考えると)
ウィードがなくなったことでストレスが高くなったと思う。
ウィードがなくなったことで生息環境は悪化したと思う。
池の生態系の変化は着々と進行していく…。
バスの目玉はよく動くなと。釣り上げられたあとも人間をよく見ている気がします。好奇心旺盛という感じで。写真のように、わざと撮影角度をずらしているにもかかわらずカメラ目線になったり。
「おいおい、何すんだよ~」ってな感じ?
写真をよ~く見てください。このバス、どこか変じゃないですか?
そう。目がつぶれてるんです。去年オジャガで、サイズはたしか47cm。写真だと質感がわかりづらいかもしれませんが、ダメになった眼球の表面がウロコと同じような組織に変化しています。それにしても、傷を負ってもこのサイズまで大きくなったこいつは逞しいなと。
釣られたときに目を損傷したのかも。そういうことありませんか?目にフックが刺さるとか。わたしはバズベイトで一度そういう経験があります…。
鯉が浅瀬に入ってくる時期はバスよりもかなり早めである。雄蛇ヶ池では、水温が上昇傾向にはいる晩冬になると、日当りが良く水があまり動かない葦原の浅瀬でじっとしている鯉を見かける。色鯉もけっこう多く、写真のように色鯉は目立つのですぐわかる。
去年の2月末の写真。フラッシュをたいたので真っ暗に見えますがまだ日没前。写真の真ん中あたりに小さな影が写っているのがコウモリ。(ひどい写真で失礼^^;)大きさは小鳥ぐらい。春の夕まずめの短時間に湖上で見かける。ユスリカが多いときはコウモリが数匹舞うことも。コウモリはユスリカなど小型の昆虫類を食べる。雄蛇ヶ池の特定の場所で見るので、その近くに洞窟のようなすみかがあるのかもしれない。コウモリが虫を捕食しているときにキャストすると、虫だと思ってかラインにけっこうあたってきて、ビビる(笑)