今日の獲物。47cm

今日は雄蛇会のトーナメントの日。水位はひさびさに満水に達していた。流れ込みはまだ濁流。ひととおり気になったところを見て回るも気配は悪い。

アオコは雨で薄まったはずだが、そういう印象はあまりない。最近はアオコが少ない場所を選んでキャストしていたが、今日はどこの岸際もアオコがひどく、オカッパリではどうにも避けようがなくなってきた。

夕方の釣行。釣果は47cm1本。蓮際をデカワームのネイルリグでジャーク＆フォール。太い蓮の茎にゴツっと当たった直後に”ゴン”ときた。コンディションがよい、十分に満足な1本。

ソウギョの食事

この葦原、8/26の葦原の写真と撮影方向は同じである。（今回の撮影位置が少し後ろなだけ）すでにかなり食べてしまった状態だった。

しかも、葦原の水面がアオコで覆われ水中がローライトなせいか、昼間なのにまさにソウギョが食事の最中の様子だった。じっと観察していると、あちこちで葦が揺れており大きな魚の気配を感じる。1本、また1本と、葦が水中へと消えていくのをながめていた。

今日のアオコ

小ヤツの奥をチェックしたところ、水面のアオコは厚さ数ミリのマット状で表面が少し乾いていた。以前に見たときより厚みが増しており、このようになると空気が遮断され水中は酸欠状態になりやすいと思われる。

ソウギョは葦が好き

葦原が冠水するやいなや、草魚は葦を食べにきた様子であった。きっと草魚は葦が大好きなんだろう。草魚は1本の葦を根元から葉っぱまできれいに食べてしまう。食べ残しの葦を探すと見つけるのに意外に苦労したりするのである。写真はソウギョが食べ残した葦。3枚の葉に噛み跡がしっかり残っている。

花托にカエル

蓮の花托で休憩中のアマガエル。。

ジャークベイトで42

夕方少しやってきました。42、41、37の3本でした。写真はジャークベイトにでた42cmです。

岸際のアオコはどんどんひどくなっているように見えました。裏堰堤は臭いがきつかったです。

草魚放流の功罪

「功」は、ベジテーションの壊滅によって釣果が向上しデカバスラッシュをもたらしていることだろう。活性が高ければオープンウォーターを楽な釣りで攻めきれるようになり、釣り人も増えた。

「罪」は、ベジテーションの壊滅による生態系の攪乱である。生物多様性基本法（2008年5月成立）が目的とする生物の多様性維持、絶滅危惧種の保護という世の中の流れに逆行しているともいえるだろう。（既述の通り、雄蛇ヶ池には絶滅危惧種や貴重種も生息している）もちろん、食物連鎖の上位に君臨するバスにも影響がでると予想される。
もうひとつ、年々悪化するアオコ現象はソウギョ放流の産物である。この秋から、アオコがひどい八鶴湖の水を浄化するため雄蛇ヶ池の水を導水するそうである。そのために募金で集めた2千万円だかの金をかけたようだが、皮肉にも雄蛇ヶ池のアオコ現象が重度化するタイミングと重なることになった。

小ヤツの奥のアオコ

5月ぐらいの早い時期からアオコ現象が見られた小ヤツの奥だが、いまはこんな状態。プランクトンの密度が高い感じで、水はまるで絵の具のよう。ルアーをキャストするのをためらいました。これじゃバスも入ってこないか…。

二期作の葦原が冠水

本日午後いってきました。釣果は47、46、44、44の計4本。

二期作状態の葦原が冠水した。水位はマイナス50cmまで増加し水温も下がっている。冠水した葦原にはバスの気配があるが、逃げる巨魚も数匹確認。食い荒らした跡もあることからソウギョであることは間違いなかろう。

まず、写真の葦原をラバージグで撃つと、すぐバイトがあったがすっぽ抜け。しばらくして44cmをキャッチ。場所を変えてジグでもう1本、47cmとグッドサイズ。大きめのバスでもシャローに入り込んでいるやつがいるという、もう秋のような状況か。その後は続かず、変更して沖に遠投。ワームをミドストして44cm。夕方に蓮際をトップで流していくと46cm。で計4本。シャローの水温低下で魚が散っている状況と思われる。

ジグに47

ラバージグにでた47cm。ベタ岸。これが今日の最大。

ミドストに44

遠投してミドストにでた44cm。おそらく回遊している魚。

厚さ数ミリ。マット状のアオコ

表面が緑色ではなく変色しているところが、マット状に固まったアオコの断片。マットの断片を木の枝で持ち上げようとしたら写真のような感じになった。マットの厚さは３～４ミリぐらいあるようだ。

酷いアオコ。異臭もあり。

吹き寄せられたアオコが水面に濃縮されマット状に固まっている。（黄ばんだ縞模様に見える部分）異臭も漂い、すでに判定指標でいうレベル５ぐらいか。

ソウギョの成長、ベジテーションの消滅、消滅したベジテーションはソウギョの糞と化し水中を漂い、それを栄養源とするアオコ現象のレベルは年々悪化、という流れである。

夕方の雷雨であえなく撤収。今日はノーフィッシュ。

真夏の裏堰堤前

先週撮影した裏堰堤前。今年は真夏でもこの状態です。

蓮は岸際にあるだけなのでそれを越えてキャストすればトップウォータープラグでガンガンいけます。でも、それで釣れるかどうかはコンディションしだい。。

釣ったのではなく素手でつかみ獲り

雄蛇ヶ池で素手でつかみ獲りした46cm。釣ったのではありません。

スイムベイトにふら～っとついてきたバスが、ウェーディングしている足元の影でステイ。バスの後方からそ～っとからだをなでるように手をまわして口が少し開いた瞬間に親指入れてゲッツ！というわけ。

写真をよく見るとわかるかもしれないが、片目が失明してるようでした。片目とはいえ、かなりまぬけなバスですね。